スポットワーク利用者の半数近くを「正社員」が占めている。そんな結果が、ネオマーケティング(東京都渋谷区)の発表した調査結果で分かった。実施したことがある業務内容では「軽作業」(50.2%)が1位だった。
スポットワーク利用者の職業として最も多かったのは「正社員」で46.0%だった。「パート・アルバイト」(17.0%)や、「無職・リタイア(休職・産休・育休・介護休含む)」(0.8%)といった、定職につかない人の割合を合わせると30%未満にとどまった。
スポットワークをする頻度では「1週間に1日程度」(18.2%)と回答した人が最も多かった。年代別では30代で「ほぼ毎日」(21.4%)との回答が最多となった。
実施したことがある業務の1位は「軽作業」(50.2%)。以下は「飲食」(26.6%)、「接客」(25.6%)が続いた。同社は「スポットワークの性質上、複雑な業務や専門的なスキルが必要な業務よりも、単純な業務が好まれる傾向がある」と分析する。
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スポットワークに応募する際に重視することの1位は「仕事の内容」(50.4%)。2位は「未経験でも働けること」(43.2%)、3位は「勤務場所が自宅から近いこと」(40.0%)だった。気軽に・身軽に参加できるかどうかが、応募において重要なポイントになっていることがうかがえる。
今後の実施意向では「とても行いたい」と「やや行いたい」を合わせて82.8%を占めた。どの年代も継続意向が70.0%を下回ることはなく、経験者の満足度は高いようだ。
スポットワークの利用経験がある500人を対象に、インターネットで調査した。期間は8月19〜20日。
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