大人になってから幼馴染の知りたくなかった一面を知り、絶縁したという投稿が寄せられた。投稿者は東京都在住の50代女性で、「幼稚園から付き合いのあった幼馴染」がいた。しかし彼女が「自分の知らないところで、いじめをしていた」ことを知り、縁を切ることにしたという。詳しい経緯をみていこう。（文：湊真智人）
「高校生にもなっていじめ…F4？と驚きました」
女性がいじめの事実を知ったのは、「仕事でたまたま高校時代の同級生」の男性と一緒になったときだった。この男性と幼馴染は高校で同じクラスであり、幼馴染がいじめをしていたと女性に打ち明けた。
男性が言うには、幼馴染とその友人は人気コミック『花より男子』に登場するイケメン男子4人グループ「F4」のようなグループ名を名乗り、「おとなしい子をいじめていた」ようだ。
女性も同じ高校だったが別校舎だったそうで、「いじめをしているとは知りませんでした。高校生にもなっていじめ…F4？」と、驚きを隠せない様子。さらに、幼馴染と仲良くしていた女性も一味だと思われていたことを知り、
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「私も（幼馴染と）同じような人間なのか判断するのに時間がかかったと同級生から言われ……」
ショックを受けた女性だが、幼馴染は親同士も仲が良く、「親友というよりは親戚みたいな感覚の付き合いだった」ため、縁を切ってよいものか葛藤したようだ。
「結局、仲がいいふりをしているけど、私のことが嫌いなのかもと思えてきました」
その後、幼馴染に不信感を抱く出来事が続き、ついに女性は絶縁を決意することとなる。それは友達との集まりがあった時のこと。連絡役を引き受けた幼馴染は、女性だけを呼ばず、後から「みんなあんたのこと悪く言ってたよ」と報告するという「ナゾの行動」を何度か繰り返したそう。「仲がいいふりをしているけど、私のことが嫌いなのかもと思えてきました」と疑念が生じた女性は親しい友人にその話をした。すると、
「今まであんなにひどい態度を取られてもよく我慢してるな」
「家族ぐるみで仲のいい幼馴染だから仕方ないのかなと思ってた」
と言われ、この言葉を機に「つきものが落ちて、縁を切ることにしました」と決心がついたそう。
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「思い起こせば、自分が何かしらで困ったときしか私のところには来ていなかったような気もします。彼女には友人がいっぱいいるので、私がいなくなっても大丈夫かなと思っています」
と投稿を締めくくった女性。もし高校時代の同級生と再会していなかったら、幼馴染の本性を知らないまま友情が続いていたかもしれない。衝撃だっただろうが知れてよかっただろう。
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