コンビニを辞めた男性の証言　レジ締めでお金が合わないと自腹「数万円を補填する人もいた」

コンビニの仕事はレジや清掃、商品の陳列など多岐にわたる。仕事が多い分、悩みも少なくないらしい。現役コンビニ店員である北海道の50代女性は、

「トイレを使用禁止にしたいくらいです」

と怒り心頭だ。どうやら客のトイレマナーの悪さに頭を抱えているようだ。（文：林加奈）

「業務中に商品を破損させてしまった場合も全額買い取り」

この女性はコンビニトイレの実態をこう明かす。

「とにかく汚されることが多いです。漏らして汚れたパンツがそのまま放置されていたり、床をベチャベチャにされたり、便座が便まみれになっていたり、『いったいどのような使い方をしたらこのようなことに？』ということが多々あります。女子トイレにも平気で入る男性もいます。清掃中にも関わらず、無理矢理入る人もいます」

コンビニのトイレも自宅のトイレと同様にキレイに使うべきだろう。

北海道の40代男性は、以前働いていたコンビニについてこう振り返る。

「レジ締めで差異が出ると、1円単位で自腹で補填しなければいけなかった。公共料金の預かりで数万円のミスが生じた人の中には、全額を補填している人もいた」
「業務中に商品を破損させてしまった場合も全額買い取りとなった。生活のために働いているのに、業務上起こってしまうアクシデントに全額自己負担で対応しなければいけない理不尽が許せなかった」

ミスであれアクシデントであれ、従業員が賠償させられることは普通はない。理不尽すぎて辞めたくなるのも無理はないだろう。

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