石川県能登地方を襲った記録的な豪雨から、きょうで5日目です。珠洲市大谷町の捜索現場では昨夜、1人の遺体が見つかり、安否不明となっていた貞廣一枝さん(79)と確認されました。
死者は9人に増え、行方や安否がわからない人は7人となっています。また、輪島市と珠洲市、能登町の12地区であわせて367人が孤立したままです。
輪島市では、地震に続いて再び発生した大量の災害廃棄物を受け入れる仮置き場が開設されました。
今回の大雨で、輪島市では中心部を流れる河原田など6つの河川が氾濫し、多くの住宅などで床上浸水の被害が出ました。
輪島市では今回の洪水で出た災害廃棄物の仮置き場を市内2か所に設け、きょうから受け入れを始めました。住民らは、木材や水に濡れて使えなくなった畳やイスなどを持ち込んでいました。
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市民
「(きょう)これで3回目。もう一回戻って、今度は畳を持ってくる」
災害廃棄物の仮置き場は、珠洲市と能登町でも、当面の間、開設されます。