EL初戦に臨んだソシエダ、バレネチェアの得点で先制も1−1ドロー…ベンチスタートの久保建英は出番なし

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2024年09月26日 06:16  サッカーキング

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ニースと対戦したレアル・ソシエダ [写真]=Getty Images
 ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第1節が25日に行われ、ニース(フランス)とレアル・ソシエダ(スペイン)が対戦した。

 今シーズンここまで7試合を消化したリーグ戦で、未だ1勝のみと苦しい状況が続くレアル・ソシエダ。なかでも攻撃陣の停滞が大きな課題となっており、シーズン開幕から挙げたゴールはわずかに「3」と深刻な得点力不足に陥っている。バジャドリード戦から中3日で迎えニースとのEL初戦に、イマノル・アルグアシル監督はミケル・オヤルサバルやマルティン・スビメンディなどを先発起用。久保建英はベンチスタートとなった。

 試合は、18分にレアル・ソシエダがスコアを動かす。中盤でプレスをかけてボールを奪うと、アンデル・バレネチェアからパスを受けたブライス・メンデスがドリブルを開始。相手を引きつけながらバレネチェアに折り返し、ボックス手前で右足を振り抜く。狙い澄ましたシュートはGKに触れることすら許さずゴールイン。レアル・ソシエダが先制に成功した。

 一方のニースも前半終了間際に反撃。45分にバドレディン・ブアナニからボールを受けたパブロ・ロサリオが、ワンタッチでボックス内にリターンパスを送る。一度は相手に奪われたものの、クリアボールをロサリオが回収。そのまま右足でシュートを放ってネットを揺らし、ニースが同点に追いついた。

 すると、後半立ち上がりの50分にニースがコーナーキックを獲得。ゴール前での接触によるダンテの転倒は流されたが、VARの介入によりニースへとPKが与えられる。しかし、エヴァン・ゲサンのキックをGKアレックス・レミロがストップ。ホームチームが逆転のチャンスを逃してしまった。

 その後も得点を狙い続けた両チームだったが、互いに2点目が生まれないまま試合は終了。最後まで久保に出番は訪れず、1−1の痛み分けとなった。次節は来月3日に行われ、ニースはアウェイでラツィオ(イタリア)と対戦。レアル・ソシエダはホームでアンデルレヒト(ベルギー)と対戦する。

【スコア】
ニース 1−1 レアル・ソシエダ

【得点者】
0−1 18分 アンデル・バレネチェア(レアル・ソシエダ)
1−1 45分 パブロ・ロサリオ(ニース)

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