ハイスペック防水Androidタブレット「Galaxy Tab S10シリーズ」が10月3日に日本上陸 Galaxy AIとGeminiに対応して約19万円から

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2024年09月27日 06:11  ITmedia Mobile

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Galaxy Tab S10が日本でも販売されることに

 サムスン電子ジャパンは9月27日、Androidタブレット「Galaxy Tab S10+」「Galaxy Tab S10 Ultra」を発表した。同社の直販サイト(Samsungオンラインショップ)での販売価格は以下の通りとなる。


【その他の画像】


・Galaxy Tab S10+


・12GBメモリ/256GBストレージ:18万7440円


・12GBメモリ/512GBストレージ:21万6480円


Galaxy Tab S10 Ultra


・12GBメモリ/256GBストレージ:21万9120円


・12GBメモリ/512GBストレージ:24万8600円


・16GBメモリ/1TBストレージ:29万9750円


●Galaxy Tab S10+/S10 Ultraの概要


 Galaxy Tab S10+とGalaxy Tab S10 Ultraは、サムスン電子のAndroidタブレットのフラグシップライン「Galaxy Tab Sシリーズ」の最新モデルで、2023年に発売された「Galaxy Tab S9+」「Galaxy Tab S9 Ultra」の後継という位置付けだ。2024年は「+(プラス)とUltraのみモデルチェンジを実施する」とのことで、「Galaxy Tab S9」は継続販売される。


 スマートフォンと同様に、オンデバイスベースとクラウドベースのAI(人工知能)を組み合わせた「Galaxy AI」を利用可能で、Galaxy Tab S10シリーズ独自の機能として音声のセリフ部分のみ音量を上げる「ダイアログブースト」を利用可能だ。Googleの「かこって検索(Circle to Search)」(※1)や「Gemini」にも対応する。


(※1)タブレット端末へのUI最適化は後日実施予定


 SoC(System on a Chip)は、MediaTek製の「Dimensity 9300+(MT6989)」を搭載している。先代(Galaxy Tab S9シリーズ)が搭載するQualcomm製の「Snapdragon 8 Gen 2」と比べると、CPUコアは最大17%、GPUコアは最大27.5%、NPUコアは最大13.5%のパフォーマンス向上を果たしたという。


 動作の安定性を高めるべく、本体の冷却機構(ベイパーチャンバー)の面積は先代比で約1.48倍増しとなった。メモリとストレージの組み合わせは先述の通りだ。


 ディスプレイは最大120Hz駆動の「Dynamic AMOLED」(有機EL)で、S10+は12.4型(2800×1752ピクセル)、S10 Ultraは14.6型(2960×1848ピクセル)のパネルを搭載している。HDR10/HDR10+規格のHDR表示にも対応している。ディスプレイ内には指紋センサーがあり、タッチ操作に加えて付属の「Sペン」によるペン入力にも対応する。


 カメラはアウト側が約1200万画素(広角)と約800万画素(超広角)のデュアル構成で、イン側はS10+が約1200万画素のシングル構成、S10 Ultraが約1200万画素×2(広角+超広角)のデュアル構成となる。スピーカーは4基構成だ。


 外部接続/充電ポートはUSB Type-Cで、USB PD(Power Delivery)による急速充電(最大45W)と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。イヤフォン/マイクコンボ端子は備えない。


 ワイヤレス通信は、S10+がWi-Fi 6E(6GHz帯対応のIEEE 802.11ax)とBluetooth 5.3、UltraがWi-Fi 7(IEEE 802.11be)とBluetooth 5.3に対応する。なお、本シリーズではモバイル通信対応モデルが用意されていない。


 バッテリーの定格容量はS10+が約1万90mAh、S10 Ultraが1万1200mAhとなる。本体はIP68等級の防塵(じん)/防水設計で、寸法と重量は以下の通りだ。


・Galaxy Tab S10+:約285.4(幅)×185.4(高さ)×5.4(厚さ)mm/約571g


・Galaxy Tab S10 Ultra:約326.4(幅)×208.6(高さ)×5.4(厚さ)mm/約718g


●Galaxy AIキー付きキーボードも登場


 Galaxy Tab S10シリーズでは、先代のアクセサリーを引き続き利用できる。Galaxy Tab S10+は「Galaxy Tab S9+」や「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」、Galaxy Tab S10 Ultraは「Galaxy Tab S9 Ultra」のアクセサリーを流用(共有)可能だ。


 今回、これらの端末で利用できる新たな純正アクセサリーとして「Book Cover Keyboard(AI Key)」と「Book Cover Keyboard Slim(AI Key)」が登場する。その名の通り、これらは従来のキーボードに「Galaxy AIキー」を追加したもので、このキーでGeminiをすぐに呼び出せる(※2)。直販価格は以下の通りだ。


リスト


・Galaxy S9+/S9 FE+ 5G/S10+用


・Book Cover Keyboard(AI Key):3万2670円


・Book Cover Keyboard Slim(AI Key):2万2600円


・Galaxy S9 Ultra/S10 Ultra用


・Book Cover Keyboard(AI Key):4万9610円


・Book Cover Keyboard Slim(AI Key):2万8380円


(※2)Galaxy Tab S9+/Galaxy Tab S9 FE+ 5G/Galaxy Tab S9 UltraでGalaxy AIキーを利用するには、端末ソフトウェアの更新が必要となる場合があります


●発売記念キャンペーンも実施


 Galaxy Tab S10シリーズの発売を記念して、サムスン電子ジャパンは10月31日までキャンペーンを開催する。ただし、直販サイトとそれ以外で内容が一部異なる。


直販サイトで購入する場合


 直販サイトでの購入時に対象製品を一緒にカートに入れると、合計購入額から以下の金額を即時割引する。


・Galaxy Tab S10+:1万5000円


・Galaxy Tab S10 Ultra:2万5000円


 割引が実際に行われているかどうかは、購入時にしっかりと確認してほしい。


他の販路で購入する場合(Galaxy Harajuku/Galaxy Studio Osakaを含む)


 購入後、10月31日までにプリインストールされている「Samsung Members」アプリから所定の手続きをすると、直販サイトで利用できる割引クーポンが付与される。付与額は以下の通りだ。


・Galaxy Tab S10+:1万5000円


・Galaxy Tab S10 Ultra:2万5000円


 なお、付与されたクーポンは11月30日までに利用しないと失効する。



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