芸術の秋はアートに浸らない?日比谷線沿いで開催されるおすすめアートイベントを紹介。入場無料の場所もあるよ

0

2024年09月27日 10:50  isuta

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

isuta

段々と暑さも落ち着きはじめて、秋の訪れを感じる今日この頃。お出かけしやすくなる今の時期は、芸術に触れてみませんか?

今回は、9月下旬〜2025年1月に都内で開催される展示会やイベントの中から、中目黒や恵比寿など人気エリアに駅がある、東京メトロの日比谷線沿いで開催されるものをご紹介します。

お買い物やカフェとの間の寄り道で行くことができちゃうのもうれしい◎ 展示会をはしごするのもありかもしれませんね。

会場を訪れれば特別な時間を過ごせるはずです。

角田麻有さんの個展『BE HERE NOW』 / 中目黒(代官山)

中目黒駅より徒歩約10分の「LURF GALLERY」にて、10月3日(木)〜21日(月)で開催される展示『BE HERE NOW』。

本展で絵画作品を展示する角田麻有さんは、京都造形芸術大学を卒業後、デザイナー兼イラストレーターとして活動しながら、個人ではペインターとしても活躍中です。

展示作品は、アーティスト自身の部屋の片隅や棚の一角など、何気ない風景を切り取って描いているんだそう。角田さんはヴィンテージのおもちゃやオブジェが好きだというから、展示を見ればどことなく懐かしい感覚に浸ることができるかもしれません。

展示作品は販売もしているため、素敵な出合いに恵まれればお出迎えしちゃうのもいいですね。

個展「BE HERE NOW」 にて販売されるスウェット、長袖Tシャツの写真

グッズは会場とウェブサイトにて、10月3日(木)11:00より販売開始します。

個展「BE HERE NOW」が行われるルーフギャラリー内カフェの写真

ギャラリー1階では、1杯ずつハンドドリップで淹れたコーヒーを飲みつつ、アートと共に心地よい時間を過ごすことができるのも魅力的です。

ここでゆったりと時間を忘れて過ごしたい…!

個展『BE HERE NOW』 会期:10月3日(木)〜21日(月)※不定休 会場:ルーフギャラリー 1階(東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1) 時間:11:00〜19:00 入場料:無料 ウェブサイト:https://lurfgallery.com/collections/all

参照元:株式会社ルーフギャラリー プレスリリース

写真展『現在地のまなざし 日本の新進作家 vol.21』/ 恵比寿

東京都写真美術館にて展示される作品の写真大田黒衣美さん『sun bath』2023年

恵比寿駅から徒歩約8分の「東京都写真美術館」では、将来性のある作家を発掘する『現在地のまなざし 日本の新進作家 vol. 21』が、10月17日(木)〜2025年1月19日(日)の日程で行われます。

絵画、写真、映像、インスタレーションなど、さまざまな手法で独自の風景を描く、大田黒衣美(おおたぐろ えみ)さんをはじめとした、5名の作品が約130点出展されますよ。

東京都写真美術館にて展示される作品の写真千賀健史さん『HIJACK GENI』2021年

21回目となる今回は、“社会、環境、人と人との関係性を自身の立ち位置から問い直し、写真を通して世界の断片を提示する”がテーマだそう。しなやかなまなざしで現実を捉える作家たちの作品を鑑賞することで、いつもとは違った視点で世界が見えてくるかもしれません。

2025年1月19日(日)まで開催されているから、何回も足を運ぶことで、違った解釈も楽しむこともできそうですね。

「出品作家とゲストによるトーク」や「出品作家による上映」などのイベントも実施予定なので、より深く作品を理解する機会として、ぜひ参加してみてはいかがでしょう。こちらは参加費無料ですが定員が190名なので、日程を確認&当日整理券をゲットするのをお忘れなく。

展覧会名『現在地のまなざし 日本の新進作家 vol.21』 会期:10月17日(木)〜2025年1月19日(日) 会場:東京都写真美術館 3階展示室(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内) 開館時間:10:00〜18:00      ※木・金曜日は20:00まで      ※2025年1月2日(木)と3日(金)は10:00〜18:00開館      ※入館は閉館30分前まで 観覧料:一般700円、学生560円、中高生・65歳以上350円      ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生、障碍者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料      ※2025年1月2日(木)、3日(金)は無料 ウェブサイト:https://topmuseum.jp/

参照元:公益財団法人東京都歴史文化財団 プレスリリース

蔦屋書店でアート展示をみながら休憩しよ / 六本木

六本木 蔦屋書店の外観の写真

六本木ヒルズなどを会場に開催される、“都市とアートとミライのお祭り”をテーマに掲げる『六本木アートナイト2024』に合わせ、六本木駅からおよそ徒歩8分の場所にある、六本木 蔦屋書店ではアート展示や商品、人気店の限定チーズケーキが提供されます。

9月27日(金)は、1日限定で翌朝5:00まで営業するというから、夜通しアートの祭典を楽しんでみてもいいかもしれませんね。

六本木 蔦屋書店の2階で開催されている、蓮輪友子個展「OIL SELECTION 蓮輪友子」 の様子

2階のシェアラウンジでは、個展『OIL SELECTION 蓮輪友子』が10月9日(水)まで開催中。蓮輪友子さんは、近年台北やオランダ・ロッテルダムの展示に参加し、国内外で活躍するアーティストです。

東京・学芸大学で月3日のみ営業している幻のチーズケーキ専門店「A WORKS(エーワークス)」のチーズケーキ

また、9月27日(金)〜29日(日)の3日間限定のおやつとして、東京・学芸大学で月3日のみ営業している幻のチーズケーキ専門店「A WORKS(エーワークス)」のチーズケーキが食べられちゃう。

全国からお店に訪れる人がいるほどの絶品スイーツだというから、味わってみたいですよね…!

シェアラウンジの利用には別途料金がかかりますが、約60種類のドリンクや約30種類のスナック・ナッツなどが食べ放題なので、利用する価値アリ。詳細は店舗ホームページを見てみてくださいね。

1〜2階では、アートにまつわる商品の販売や、POP UPが実施されます。

六本木 蔦屋書店の店内の様子

文具ブランド「KUNISAWA×KUNIYOSHI(クニサワ×クニヨシ)」の新ノートや、家具の作品集などのアートを多様に楽しむことができる洋書が数多くラインナップ。

9月27日(金)の23〜29時は洋書が20%オフだから、購入を検討したい方はこの日を狙うと吉ですよ◎

ベルギー発のインテリアフレグランスブランド「Baobab COLLECTION(バオバブ コレクション)」のアイテム

POP UPでは、ベルギー発のインテリアフレグランスブランド「Baobab COLLECTION(バオバブ コレクション)」がお目見え。

新作ホームスプレーや、2024年5月に日本初上陸したボディウェルネスラインが実際に試せるチャンスです。商品1点購入につき、ボディウェルネス商品サンプルが1つもらえるのもうれしいポイント。ポップアップの期間は、10月14日(月)までです。

1日限定 オールナイト営業 日程:9月27日(金)9:00〜29:00 ※スターバックス コーヒーは7:00〜、シェアラウンジは8:00〜 3日間限定おやつ 提供時間:9月27日(金)20時〜、28日(土)・29日(日)15:00〜 『OIL SELECTION 蓮輪友子』 会期:9月10日(火)〜10月9日(水) 開館時間:8:00〜23:00 観覧料:無料 「Baobab COLLECTION」POP UP 期間:9月13日(金)〜10月14日(月) 営業時間:8:00〜23:00 会場:六本木 蔦屋書店(東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り) 公式ホームページ:https://store.tsite.jp/roppongi/

参照元:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 プレスリリース

松田将英さんの個展「No Signal」/ 虎ノ門ヒルズ(虎ノ門)

展示「No Signal」の作品の写真

虎ノ門ヒルズ駅から徒歩約5分の「SIGNAL」で、10月12日(土)〜11月2日(土)の日程で開催される松田将英(まつだ しょうえい)さんの個展『No Signal』。

松田将英さんは、ポストデジタル時代の美学を体現するアーティストです。作品はユーモアを含みつつメッセージ性があり、鑑賞者に既存の認識を覆すような不思議体験を与えるといいます。

今回の展示作品は、デジタル時代における情報の空白に宿る空虚さなどを表現しているそう。

私たち現代人は、予測できないアクシデントによる遅延や待機、中途半端さにはマイナスイメージを持ちがち…。今回の個展は、それらを肯定的に捉えることへの意義を考えさせられる展示になっているというから、いったいどんな内容なのか気になりますね。

ソーシャルイシューギャラリー&カフェ「SIGNAL」の入り口の写真

カフェも併設しているので、熱量を下げることなく鑑賞の余韻に浸ることができます◎

個展「No Signal」 会期:10月12日(土)〜11月2日(土) 会場:ソーシャルイシューギャラリー&カフェ「SIGNAL」(東京都港区虎ノ門1-2-11 The ParkRex TORANOMON 1F) 開館時間:火〜金曜日 11:00〜23:00 カフェ&ギャラリー(※カフェは18:00以降バータイム)      土曜日 11:00〜18:00 カフェ&ギャラリー 休館日:日・月・祝日 入場料:無料 ウェブサイト:https://signing.co.jp/signal/

参照元:株式会社SIGNING プレスリリース

日常から離れて特別な体験を

今回ご紹介したものはどれもアーティストさんの個性やメッセージ性が詰まっていましたね。

受け取る側の解釈も自由なところが芸術鑑賞の楽しいところ。いつもと異なる視点を持つきっかけとしても、展示に足を運んでみてはいかがでしょうか。

    ニュース設定