中村勘九郎、祖父&父と同じ役に「見えないパワーをもらっている」

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2024年09月28日 05:30  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「明治座十一月花形歌舞伎」制作発表で笑顔で記念撮影する中村七之助(左)と中村勘九郎(撮影・浅見桂子)

中村勘九郎(42)中村七之助(41)が27日、都内で、「明治座十一月花形歌舞伎」(同11月2〜26日)の制作発表に出席した。20年3月に同劇場で予定していた興行は新型コロナウイルスの影響で全公演中止になってしまった。8年ぶり明治座出演となる勘九郎、七之助はそろって「明治座に帰ってこられることが本当にうれしい」と喜んだ。


勘九郎は昼の部「一本刀土俵入」で、力士から渡世人になった茂兵衛を演じる。祖父17代目勘三郎さん、父18代目勘三郎さんも演じた役で、09年に初めてつとめた時のことを「父から細かくせりふ回しを教わりました」と振り返った。小道具では祖父のわらじなどを使用するとし「見えないパワーをもらっている」。


七之助は、早替わりが見どころの夜の部「お染の七役」について「本当にピットインです。みんなで力を合わせて一生懸命やりたい」とした。ほか演目は「菅原伝授手習鑑 車引」「藤娘」「鎌倉三代記」。

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