小林幸子“小林幸子田”で恒例の稲刈り、04年中越地震から20年「鉄のように固い思い貫いて」

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2024年09月28日 05:31  日刊スポーツ

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長岡市山古志地域(旧山古志村)の水田で、04年に発生した中越地震からの復興を願って、子どもたちと稲刈りを行った小林幸子

新潟出身の歌手小林幸子(70)が27日、同県長岡市山古志地域(旧山古志村)の水田で、04年に発生した中越地震からの復興を願い、地元主婦や山古志小の児童8人と恒例の稲刈りを行った。20年前の地震では68人が死亡し約4800人が重軽傷を負った。被災の記憶を風化させないため、「復興のシンボル」として06年に“小林幸子田”で米作りをスタートさせた。


「あの時、山古志の多くの人が『もう土をいじれないのではないか』と言っていた。でも、復興への思いを1つにして、ぶれることなく『元に戻るんだ』という鉄のように固い思いを貫いてきました」と振り返った。稲刈りの後は一緒に汗を流した子どもたちにお土産を手渡しし「みんなありがとうね」と優しく言葉をかけた。


今年が60周年。12月5日の71歳の誕生日に新潟県民会館で凱旋(がいせん)コンサートを行う。

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