ドルトムント、“2点差”を跳ね返してボーフムから逆転勝利! サブスタートのMF三好康児は72分に途中投入

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2024年09月28日 06:10  サッカーキング

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ボーフムに勝利したドルトムント [写真]=Getty Images
 ブンデスリーガ第5節が27日に行われ、ドルトムントとボーフムが対戦した。

 ここまで4試合を消化したリーグ戦で2勝1分1敗を記録しているドルトムント。今シーズン開幕から全公式戦で無敗を維持していた同クラブだったが、前節はシュトゥットガルトを相手に1−5の大敗を喫した。対するは、ここまで1分3敗とリーグ戦未勝利が続くボーフム。今夏にバーミンガムから加わったMF三好康児はサブスタートとなった。

 試合は、立ち上がりからホームのドルトムントが攻勢を強める。しかし、最初にスコアを動かしたのはアウェイのボーフムだった。16分にGKが前線へとフィードを送り、ハーフライン付近で空中戦が連続。ボーフムが回収し、左サイドのマクシミリアン・ヴィッテクが斜めのパスを差し込む。味方とのワンツーで抜け出したマトゥーシュ・ベロが左足でシュート。ニアを打ち抜いて先制点を挙げた。

 さらに直後の21分、ドルトムントが最終ラインでボールを繋ぐと、ニコ・シュロッターベックのバックパスが浮いてしまう。GKグレゴール・コベルがコントロールしたものの、プレスをかけたボーフムのマイロン・ボアドゥにボールを奪われる。最後はダニ・デ・ウィトが確実に決め、ボーフムが追加点を獲得した。

 勢いに乗るボーフムは、33分に自陣深くでボールを奪った流れからカウンターを仕掛ける。ロングパスをボアドゥがワンタッチで繋ぎ、フィリップ・ホフマンとのシンプルなワンツーで背後に突破。ハーフライン付近から独走状態となるが、GKと1対1で放ったシュートは枠外へ。ボーフムが決定機を逃してしまった。

 一方のドルトムントも前半終了間際に反撃開始。44分にポゼッションでボーフムを押し込み、パスカル・グロス、ヤン・コウト、ユリアン・ブラントの3枚が関わりながら右サイドを攻略する。巧なパス交換でブラントがフリーになると、右足で柔らかいクロスを供給。セール・ギラシがマーカーを抑え込みながら頭で合わせ、ドルトムントが1点を返した。

 後半は立ち上がりからドルトムントが猛攻を仕掛け、60分にフェリックス・パスラックと接触したギラシが転倒。主審は迷わずPKを宣告する。キッカーを務めるのはドルトムントの主将エムレ・ジャン。冷静にキックを沈めて、同点弾をマークした。しかし、66分にジェイミー・バイノー・ギッテンスがピッチに倒れ込み、負傷交代を余儀なくされてしまった。

 劣勢のボーフムは、72分に三好をピッチへ投入する。だが、またもスコアを動かしたのはホームチームだった。75分にギラシのポストプレーからカリム・アデイェミへとボールが渡ると、スピードを生かしたドリブルからギラシにリターンを供給。ダイレクトで狙ったシュートはゴールに吸い込まれ、ドルトムントが0−2からゲームをひっくり返した。

 その後は、81分にドルトムントが追加点を獲得。4−2の逆転勝利を収めて3ポイントを積み上げた。次節、ドルトムントはチャンピオンズリーグを挟み、来月5日にアウェイでウニオン・ベルリンと対戦。ボーフムは来月5日にホームでヴォルフスブルクと対戦する

【スコア】
ドルトムント 4−2 ボーフム

【得点者】
0−1 16分 マトゥーシュ・ベロ(ボーフム)
0−2 21分 ダニ・デ・ウィト(ボーフム)
1−2 44分 セール・ギラシ(ドルトムント)
2−2 62分 エムレ・ジャン(PK/ドルトムント)
3−2 75分 セール・ギラシ(ドルトムント)
4−2 81分 フェリックス・ヌメチャ(ドルトムント)

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