【フィギュア】三原舞依SP首位発進「涙乗り越えた先に今が」右足首のけが乗り越え/近畿選手権

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2024年09月28日 21:48  日刊スポーツ

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女子ショートプログラム 演技する三原舞依(撮影・藤尾明華)

<フィギュアスケート:近畿選手権>◇第2日◇28日◇大阪府立臨海スポーツセンター◇女子ショートプログラム(SP)



三原舞依(25=シスメックス)が64・37点で首位発進となった。


冒頭の3回転ルッツ−2回転トーループを着氷。セカンドジャンプで「トリプルいきたかった」と心残りはあるが「いろんな経験を踏まえて、ここはダブルできっちり最後まで滑りきる方がいいと思った。最後まで諦めずに滑れて良かった」とうなずいた。


昨季は右足首の疲労骨折に悩まされ、11月のグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯までシーズンインが遅れた。


現在も完治はしていないが「痛みの度合いは昨シーズンと全然、違っている。うまく付き合っていける状態にはなってきている」と回復傾向にあり、今後は足の筋力アップを並行して補っていく構えだ。


SP曲「グリーフ」は悲しみがテーマ。この日は、右目のすぐ下にラインストーンをのせて涙を演出し「涙を乗り越えた先に今がある、という思いを込めて貼ってみました」とほほ笑んだ。


フリーは29日午後0時45分から行われる。【竹本穂乃加】

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