就任1年目でリーグ優勝に導いた阿部監督に…球団OBの斎藤雅樹氏「みんなを信じてやってこれたというのが伝わりますよね」

◆ 阿部監督の大事にする『チーム力』

　巨人は28日、広島と試合（マツダスタジアム）に8−1で勝利し、4年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた。

　巨人は、1−1で迎えた6回表に岡本和真と小林誠司の適時打で2点を挙げ、勝ち越しに成功。続く7回には、岡本和真が適時打を放つなど3点を加え、リードを広げた。投げては、先発・菅野智之が8回1失点の好投で今季15勝目を挙げ、投打噛み合った勝利となった。

　28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、就任1年目にして巨人をリーグ優勝に導いた阿部監督に注目した。

　解説として出演していた巨人のOBでもある斎藤雅樹氏は「（阿部監督は）苦しかったというかね、選手を信じてみんなを信じてやってこれたというのが伝わってきますよね」と話し、「どこが優勝してもおかしくない展開でしたよね、広島も阪神もですかね。ですから、その中で辛抱していったというところと、やっぱり広島戦ですよね。マツダで3タテ（9月10日〜12日）しましたよね。そこで勢いがグッと出たかなというところですかね」と優勝をぐっと引き寄せたターニングポイントを振り返った。

　同じく解説で出演していた坂口智隆氏は「やはりプレッシャーもあったと思うし、苦しいチームがと言われていましたが、一体感というのをすごく感じましたよね」とコメントした。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』