<フィギュアスケート:近畿選手権>◇最終日◇29日◇大阪・府立臨海スポーツセンター◇男子フリー
ショートプログラム(SP)首位の友野一希(26=第一住建グループ)は、フリー3位の138・88点となり、合計227・64点で最終順位2位となった。
「まあそうだよなって言う気持ち。昨日の疲れも残っていて、2日間継続して集中して試合をやりきる力がないというか、そこまで完成しきっていない部分があった」。
冒頭の4回転トーループで転倒。その後もジャンプのミスが続いて点数は伸び悩んだが、表現面を示す演技構成点(PCS)では全体トップの79・11点を記録し、自身の強みであるスケーティングが評価される結果となった。
「スケーティングにはかなり自信が出てきて、細かいところまで神経をコントロールできるようになっている」。
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自身の強みを再認識できるスコアとなったが「このプログラムはジャンプが入ってこそみたいなところがある」と、ジャンプへの意識は強い。
「どんな状況でも、基準を上げていけるような練習を積んでいきたい」。
今大会を経て、課題がクリアになった。今季のテーマに「勝つ」を掲げる26歳は、11月に出場予定のグランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯、第5戦フィンランド大会に向けてジャンプの成功率を高めていく。【竹本穂乃加】
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