<フィギュアスケート:近畿選手権>◇最終日◇29日◇大阪・府立臨海スポーツセンター◇女子フリー
ショートプログラム(SP)首位の三原舞依(25=シスメックス)は、フリーで109・21点となり、合計173・58点で2位となった。
昨季は、右足首のケガの影響で欠場。試合直前には「何かがあって意識が飛んで演技できなかったらどうしよう」という不安にも襲われたが、家族のすすめで選曲した特別な新フリー「アランフェス」を滑り終え、安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
数々のスケーターが使用してきた名曲だが、その中でも意識しているのは、22−23年シーズンの佐藤駿のフリーだ。
「冒頭の4回転がすごくて。出だしからぐっとつかむっていうところを私も体現できたら」。
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この日は、冒頭のコンビネーションジャンプでセカンドトーループが2回転になり「本当に悔しい」と漏らしたが、佐藤を見習って成功率を高めていく構えだ。
次戦はグランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯(11月1〜3日、アンジェ)。「1カ月でどれだけ自分が上げられるか」。試合に出場できる喜びを胸に、演技に磨きをかけていく。【竹本穂乃加】
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