【フィギュア】白岩優奈は３位「最後まで逃げずに挑戦できた」／近畿選手権

＜フィギュアスケート：近畿選手権＞◇最終日◇29日◇大阪・府立臨海スポーツセンター◇女子フリー

ショートプログラム（SP）4位の白岩優奈（関大）は、フリーで順位をひとつ上げ、表彰台に上った。

フリー3位の108・55点を記録し、合計161・40点で最終順位は3位。最後の3回転ループで転倒するなど、後半にミスは出たが「最後まで逃げずに挑戦できたことがまず良かった」と挑めたことに納得。一方で、練習でのクオリティーを試合で出し切れないことを課題に挙げ「練習で120％で滑り込めるようにしなければ、本番ではできない」と、さらに高い精度が求められることを実感した。

フリー「ミッション」は、「心が浄化されるような表現力を持っている」と尊敬する鈴木明子さんに振り付けしてもらったプログラム。

「もうちょっとで完成するかなという感じまで来ている。縮こまらずに体いっぱい動かして。体が小さい分少しでも周りの方に訴えかけられるようにしたい」と話した。

優勝は、吉田陽菜（木下アカデミー）で184・52点。SP首位の三原舞依（シスメックス）は合計173・58点で2位だった。【竹本穂乃加】