女子1万メートルで日本歴代3位の自己記録(30分45秒21)を保持する不破聖衣来(21=拓殖大4年)が関東大学女子駅伝(10月5日、千葉・印西市千葉ニュータウン周回コース)への意欲を示した。
拓殖大女子陸上部が29日、SNSを更新。不破は同学年の水沼千紗と2人で描いたと思われる「あと7(日)」の文字を入れたイラストととも2ショットに収まった。
「4年の水沼千紗と不破聖衣来です。関東大学女子駅伝まであと7日になりました! 残り1週間、全員がベストコンディションで駅伝に挑めるよう、チーム一丸となって頑張ります 応援よろしくお願いします!!!」とつづった。
不破は拓大1年時だった21年10月の全日本大学女子駅伝5区で区間新記録を樹立。鮮烈なデビューを飾ると、同12月に1万メートルで30分台に乗せ、同下旬の富士山女子駅伝でも5区で区間新記録を打ち立てた。その後は故障の影響もあり、本来の走りが影を潜める時間が続いた。22年10月の全日本大学女子駅伝5区で区間賞獲得後は実戦から遠ざかり、駅伝への区間エントリーからも外れていた。
大学ラストイヤーとなった今季は実戦復帰。19日の日本インカレの女子1万メートルに出場。33分12秒79で7位に入った。5月の関東インカレ以来、約4カ月ぶりのレースを笑顔で駆け抜け「このレースまでの練習の過程を考えると、自分の中では納得のいくレースになりました」と話していた。
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