【バレー】石川祐希チーム3位10得点でペルージャ開幕戦勝利に貢献 ブロックにエースも

0

2024年09月30日 06:04  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

スパイクを放つペルージャの石川(C)セリエA

<イタリア1部リーグ・セリエA:ペルージャ3−0ベローナ>◇第1節◇29日(日本時間30日)◇ペルージャ



バレーボールのイタリアリーグ1部リーグ・セリエAの第1節が29日(日本時間30日)に行われ、パリオリンピック(五輪)日本代表主将の石川祐希(28)が所属する昨年度覇者のペルージャは、快勝で開幕戦を飾った。


ホームで昨季レギュラーラウンド(RR)5位のベローナと対戦。第1セット(S)からジュースにもつれ込む熱戦となったが、相手のセットポイントをしのいで29−27で先取すると、その後は勢いに乗り、25−22、25−21とストレート勝ちを収めた。


移籍初年度の石川は、全セットでスタメン出場し、チーム3位の10得点。アタック決定率は40%だったが、要所でチームに流れを引き寄せるバックアタックを披露した。ブロックやサービスエースでも得点を挙げ、うれしいリーグ戦初白星に貢献した。


今季イタリアで節目の10季目を迎えた石川は、昨季リーグ戦や世界クラブ選手権など「4冠」を達成した常勝軍団ペルージャでのプレーを選択。チームメートにはイタリア代表セッターのジャンネリや、パリ五輪で銀メダルに輝いたポーランドのアタッカー、セメニュクなどスーパースターがそろい、開幕前には「勝ち続けているチーム。刺激をもらいながらバレーボールができている」と話していた。


リーグ戦に先立って今月22日まで行われたイタリア・カップでは、3連覇に貢献。決勝では自軍最多20得点を挙げてMVPを獲得し、「タイトルを取ることを目標に移籍したので1つ目を取れてよかった」と弾みを付けてシーズンを迎えていた。


次戦は10月6日(同7日)に敵地で昨季RR10位のパドバと対戦する。

    ニュース設定