埼玉県川口市で、飲酒運転の車が一方通行の道を逆走し別の車と衝突して男性が死亡した事故で、逮捕された男が「飲酒が見つかる前に道を抜けたくてスピードを出した」と供述していることが分かりました。
きのうの埼玉県川口市の交差点。標識で一方通行と示されている道がありますが、猛スピードで白い乗用車が逆走しています。そして、猛スピードのまま別の車に衝突しました。
この事故で、衝突された車の運転手、縫谷茂さん(51)が死亡。逆走した車を運転していた中国籍で18歳の男が逮捕され、けさ危険運転致死などの疑いで送検されました。
男からは基準値を超えるアルコールが検出されていて、取り調べに対し「友人とカラオケで酒を飲んだ」「酒を飲んでいることが警察に見つかる前に、一方通行の道を抜けたくてスピードを出した」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
警察が事件のいきさつを詳しく調べています。
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