【フィギュア】鍵山優真、今季テーマは「大人っぽく情熱的に」　“憧れ”宇野昌磨さんの前で誓い

フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ開幕会見が30日、都内で行われた。

昨季の世界選手権銀メダルの鍵山優真（21＝オリエンタルバイオ／中京大）は、今季のテーマに「大人っぽく情熱的に」を掲げ「今季はショート、フリーともに大人っぽくいく」と決意を込めた。

フジテレビ系フィギュアスケートスペシャルアンバサダーで司会を務めた宇野昌磨さん（26）から「表現が素晴らしいのは目に見えているので、この1年でどんな表現をしていくのかが楽しみ」とエールを送られると、「うれしい限りです」と笑顔。「ジュニアの頃から昌磨さんの固定の表現にとらわれないところに憧れていた。自分の得意分野はあってもいいが、自分があえてやってことなかったプログラムに挑戦することで、自分のことを深く知れる。こういうのができるんだなと知れる」と、憧れだった宇野の存在に触れながら新シーズンを見据えた。

この日はチェック柄のシャツで登壇。「自分自身としては“着られている”という感覚になった。こういうのが似合う人になりたい」と語り、「大人っぽく情熱的に」のテーマに重ねながらほほ笑んだ。

会見には山本草太（中京大）、三浦佳生（オリエンタルバイオ／明治大）、佐藤駿（エームサービス／明治大）、友野一希（第一住建グループ）、坂本花織（シスメックス）、千葉百音（木下アカデミー）、渡辺倫果（三和建装／法政大）、吉田陽菜（木下アカデミー）、三原舞依（シスメックス）も出席。GPシリーズは第1戦スケートアメリカ（10月18〜20日）から幕を開ける。