【フィギュア】ポーランド大会Vの島田麻央「調子悪くても跳べるように」ケガ不安も3A&4T着氷

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2024年09月30日 18:54  日刊スポーツ

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帰国した島田麻央(撮影・竹本穂乃加)

フィギュアスケート女子の島田麻央(15=木下グループ)が30日、ジュニアグランプリ(GP)シリーズ第5戦ポーランド大会を終えて大阪・関西空港に帰国した。


今季世界最高の合計224・68点で優勝し、フリー151・57点も今季世界最高。「(フリー)150点台を久しぶりに見たので、びっくりしました」と喜んだ。


不安を抱えて臨んだ大会だった。8月31日に幕を閉じた第1戦ラトビア大会直後に内ももの肉離れを発症。思うような練習を積めず、中でも、フライングキャメルスピン(跳んで上半身と片足を水平にする)は特に負担が大きく、本番一発勝負で挑んだ。それでも、試合ではレベル4を獲得。2位の和田薫子に合計で26・46点差をつけて2連勝を収め「思い切り滑ろうと思って。それがいい演技につながったと思う」と振り返った。


フリーでは「昨年までは自分の体の調子が良くないと跳べなかった」というトリプルアクセル(3回転半)と4回転トーループの大技2本を着氷。4回転トーループは回転不足となったが「少し調子が悪くても跳べるようになってきている」と自信は深まりつつある。


世界ジュニア女王は、シリーズ2連勝で進出を決めたジュニアGPファイナル(12月5〜8日、フランス・グルノーブル)へ「今回の試合よりも、もっといい演技を見せられるようにすることが目標」と力を込めた。

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