前回からの続き。オレはオトヤ、一家の大黒柱だ。オレは毎日家族のために働いてやっているのに、妻のユカコは「もっと家事をやって」だの「子どもの面倒を見て」だのうるさい。家にいるときくらい休ませてくれよ。今回も家族4人で日帰り旅行することにしたのだが、とにかく準備が遅い。「早く準備しろよ」とアドバイスしてやったのに、「じゃあ子どもの世話をしろ」と言い出しやがった。そんなのは母親の仕事だろ? 口答えに腹が立ったオレは、ユカコに立場の違いをわからせてやることにした。
ふと寄ったサービスエリアで、ユカコは「飲み物を買ってくる」と離れていった。オレはそこでいいことを思いついた。ユカコを置き去りにして、立場をわからせてやるんだ! オレは子どもたちが「ママ! ママー!」と叫ぶのを無視し、駐車場をあとにした。
ユカコが泣いて謝ってくることはなく、結局カホにオレの行動をバラされ、ユカコたちは車を降りていった。そこで初めてオレは「悪ふざけがすぎたのかもしれない」と感じた。夜には、帰ってきたユカコから離婚を突き付けられてしまった。
「立場の違いをわからせてやる!」とサービスエリアにユカコを置き去りにしたオレ。泣き叫ぶ子どもの声すら気にしていなかった。
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必死に謝り、少しのあいだ様子を見てもらえることに。きっとこれは最後のチャンスなのだろう。
オレは今度こそ心を入れ替えて、ちゃんとした夫、そしていいパパになろうと思う。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび
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