食べ終わった後に残る小松菜の根元を土に植え、1ヵ月育ててみた女性の投稿に注目が集まり、「えぇ〜そうなの!?」「知りませんでした!」「根がついてなくても再生!?」など驚きのコメントが寄せられている。投稿者で、年間100種類の野菜を育てる3児のママ“はる”(@haru_3kids_kosodate)さんに、小松菜を再生栽培するコツや魅力について話を聞いた。
【画像】「えぇ〜そうなの!?」食べた後の小松菜、1ヵ月後の様子■普段は捨ててしまう小松菜の根元が大変身「コツは5、6センチ残してカットすること」
――動画「9割の人が損している再生野菜 小松菜編」に232万再生の反響があり、“根”がない小松菜が1ヵ月で立派に成長することに、驚きの声が多数寄せられていました!
「ありがとうございます! 家では様々な『再生野菜』を育てていますが、小松菜は1番きれいに再生するので、とってもおすすめです」
――再生野菜は「豆苗」がよく知られていますが、まさか、「小松菜」も購入時と同じくらいの大きさに再生するとは…本当に驚きです。上手に再生させるポイントはありますか?
「短くしすぎると再生しにくくなるので、根元を5、6センチ残してカットするのがポイントです。また、土に挿すときは倒れないくらいに、しっかりと挿してあげてください。根っこがどんどん生えてきますよ」
――再生野菜に挑戦したものの枯らしてしまった…という人も少なくないかと思います。「小松菜」の再生で注意すべきポイントは…。
「腐らせないことが重要なので、風通しが良く、できれば日当たりが良い場所に置くのが理想です。水やりのタイミングは土が乾いたら。受け皿に水が出てくるくらいたっぷりとあげるようにしてください。フォロワーさんからも『枯れました…』と連絡をいただくことが多々あるのですが、水やりの頻度が高すぎる、受け皿にたまったお水を捨てていなくて根腐れした…などが原因のことが多いです」
――年間100種類の野菜を育てているという“はる”さん。今回の「小松菜」以外にも「大根」「にんじん」「カブ」「ほうれん草」「にんにく」「水菜」「ねぎ」「白菜」など、様々な再生野菜を紹介されています。特にイチオシはどの野菜でしょうか。
「栽培を楽しめるのは、やはり小松菜です! 少し時間はかかってしまいますが、他の野菜よりもきれいな葉っぱがしっかりと生えてくるので達成感があります。それと、薬味として欲しくなることが多い小ねぎもおすすめです。根気がある方は、豆苗を植えてグリーンピースなるまで育てるのを目指しても楽しいと思います」
■家庭菜園の導入編としてピッタリな“再生野菜” 魅力は「毎日の変化を楽しめること」
――再生野菜の魅力はどのようなところにあると思いますか?
「家庭菜園に挑戦してみたいけれど、収穫までのハードルが高い、家にスペースがない…などの理由で避けている方も多いと思います。そんな方にこそ、キッチンでもできる家庭菜園の導入編として『再生野菜』をおすすめします。野菜の“再生”なので、朝起きるとすぐに分かるくらい葉っぱが伸びていて、毎日の変化を楽しめますよ。数日でまた収穫ができることも魅力のひとつです」
――最後に、これから挑戦してみたいと思っている再生野菜を教えてください。
「キャベツに再挑戦してみたいです! 実は一度試してみたのですが、腐ってしまい上手くいきませんでした…。キャベツは上級者向けかもしれませんね。葉っぱが生えてきたら土に植え替えて、大きく育ててみたいと思っています」