【バドミントン】日本協会「非常に情けない」9月だけで2件の国際大会エントリーミス

0

2024年10月01日 12:18  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

日本バドミントン協会の強化本部説明会見に出席した村井満会長(撮影・藤塚大輔)

日本バドミントン協会が1日、都内で強化本部説明会見を開いた。ベンディゴ国際(10月9〜13日・オーストラリア)への出場を希望していた男子シングルスの斎藤駿、同ダブルスの目崎駿太郎、藤沢佳史組(いずれもトナミ運輸)のエントリー手続きに誤りがあったと公表。女子ダブルス五十嵐有紗、桜本絢子組のデンマーク・オープンのエントリーミスに続き、9月だけで2件のミスが明らかとなった。


村井満会長は「選手が頑張っていこうという時に足を引っ張るエントリーミスを繰り返した」と重く受け止めた。出井宏明企画本部長も「非常に情けない」と語り、24日に再発防止の対策会議を実施したと説明。出井企画本部長によれば、手続きでは手作業が多く、十分なダブルチェックができていなかったなどの問題があったという。


今後は再発防止策の1つとして、組織体制を変更する。これまで海外派遣に関する代表総務チームは強化本部のもとに置かれていたが、村井会長、朝倉康善副会長の直下に配置する。村井会長は「こうしたヒューマンエラーが放置されていると認識しながら、私が強化本部のもとに委ねていた。強化と言いながら実際は事務作業であるところを放置していたのは、全て私の責任。直下に置くことで縦割りの強化から、全社的な体制が敷ける。何よりも私自身が関与していくという思い。不退転の決意で臨みたい」と語った。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定