「ローソンストア 100」(神奈川県川崎市)は10月2日から、「100円おでん」を販売している。同社にとって人気シリーズで、2023年9月半ばから2024年2月末にかけて、約156万個を売り上げたという。
100円おでんは、従来の「焼ちくわ」「揚ボール」「いか天」「紅生姜天」「ごぼう巻」「野菜天」「ねじりこんにゃく」「ちくわぶ」「はんぺん」「がんも」「煮ぼうとう」「三角こんにゃく」に、新商品の「うずら巻」「ウインナー巻」を加えた14種類を、いずれも1パック100円(税込108円)で発売する。
100円おでんの特徴は、1つのパックに1つの具材が入っていること。ローソンストア 100は「通常、パック入りのおでんというと、1つのパックにさまざまな具が入っているが、おでん好きの中には『“この具だけ”が食べたい!』というニーズも一定数存在する。これが人気の理由のひとつではないか」としている。
原材料高騰の影響で、さまざまな食品が値上げをしている中で、なぜ1パック100円を維持できているのか。「事前にメーカーと販売数量を約束することで、無駄のない計画的な製造を可能にし、コストダウンができたから。また、練り製品はメーカーを1社に集約することで、大量発注・大量製造できた」(同社)という。
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●売り上げランキング
ローソンストア 100は、前年実績をベースに100円おでんの人気売り上げランキングを発表した。1位は「いか天」。「100円という価格でありながら4本入りで満足度も高く、すり身の中にいかのコリコリした食感が楽しめるのも人気のポイント」(同社)。2位は「紅生姜天」、3位は「ごぼう巻」だった。
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