米Googleは10月3日(現地時間)、画像検索機能「Googleレンズ」の新機能を紹介した。いずれもAndroidおよびiOS端末向けに、一部の国で展開されていく。
Googleレンズは、スマートフォンで撮影した写真や画像から情報を検索する機能。Androidでは、検索枠の右端にあるカメラのようなアイコンをタップすることで起動する。
基本的な使い方は、アイコンをタップして開く画面で検索したい対象にカメラを合わせてシャッターボタンをタップする。これで、この画像に関連する検索や、テキストの場合はテキストのコピーや翻訳ができる。
●音声での質問が可能に
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画像に加えて、従来はテキストを入力して検索を補完できたが、さらに、音声で質問を追加できるようになる。
音声で質問する場合は、シャッターボタンをタップするのではなく、長押しした状態で発声する。まずは英語でのみ利用可能になる。
●動画の内容についての質問が可能に
カメラで動いている対象を撮しつつ、その対象についての情報を検索できるようになる。
例えば、水族館で魚の群れを撮影しながら「なぜ一緒に泳いでいるの?」と質問すると、Googleレンズが動画の内容と質問を理解し、検索結果として「AI Overview」(日本では「AIによる概要」)を生成し、関連する情報を提供する。
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この機能は、Search Labsに登録し、「AI Overviews and more」(日本では「AIによる概要など」)を有効にしているユーザーが英語で質問する場合にのみ利用可能だ。
●検索結果に広告表示
Googleレンズで製品を検索すると、レビュー、価格、小売店の在庫状況、現在のお買い得情報、そして、関連するショッピング広告が表示されるようになる。
例えば、誰かが持っているバッグが気になった場合、その場でバッグをGoogleレンズで検索すれば、同じバッグを購入するための情報が表示される。
Googleによると、Googleレンズは毎月約200億回使われており、そのうち20%がショッピング関連という。
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