ゆうちょ銀行とメガバンクの普通預金の利息はいくら?それぞれ優れている点は何?

0

2024年10月04日 21:21  All About

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

All About

普通預金は生活口座なので、利便性が大切。今回は、多くの方が生活口座として利用しているゆうちょ銀行、メガバンクの普通預金の利息や、それぞれの銀行の優れている点、強みを確認してみましょう。
日銀の追加利上げの影響で、多くの銀行の普通預金などの金利が引き上げられています。

ネット銀行などでは、高い金利がつく普通預金口座もあり、新しく預け替えを考えている方も多いかもしれません。普通預金は利便性が高いので生活口座にしている人も多いでしょう。

今回は、多くの方が生活口座として利用しているゆうちょ銀行、メガバンクの普通預金の利息や、それぞれの銀行の優れている点、強みを確認してみましょう。

【2024年9月時点】ゆうちょ銀行とメガバンクの普通預金の受取利息はいくら?

普通預金の利息は、毎日、1日分ずつ計算され、半年に一度、合計されて普通預金口座に預け入れされます。

普通預金の1日分の利息の計算式は、以下です。

・普通預金の1日分の利息=普通預金の最終残高×金利÷365

2024年9月時点での普通預金の金利で、100万円預け入れした場合、1年間でどのくらい利息が付くのか計算してみましょう。年間、金利も預金残高も変わらなかったと仮定します。

ゆうちょ銀行の通常貯金の金利は「0.1%」です。ちなみに「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」といったメガバンクの普通預金もゆうちょ銀行の通常貯金と同様の「0.1%」です。

もし100万円をゆうちょ銀行の通常預金に1年間預けた場合の利息は1000円(税引後797円)となります。

ゆうちょ銀行とメガバンクそれぞれの強みは?

ゆうちょ銀行とメガバンクそれぞれの強みについて考えてみましょう。

ゆうちょ銀行の優れているところ

ゆうちょ銀行と郵便局は全国に2万4000店舗もあり、ATMは約3万2000台設置されています。(2023年3月末時点)全国に広がる店舗とATMのネットワークは大きな強みといえます。

また、他の金融機関への振込を除いて、曜日や時間に関わらずATMでの引き出しに手数料がかからず利用できる点も魅力です。さらに、ファミリーマートなどのコンビニでも手数料無料で利用できる、都市銀行など約1200社と提携しているなどの利便性が際立っています。

メガバンクの優れているところ

メガバンクは、東京や大阪などの大都市に本店を持ち、地方都市にも支店を展開しています。さらに、海外にも支店を持ち、グローバルに展開しています。日本全国のみならず海外でも利用できる点は強みといえるでしょう。メガバンクは、結婚・子育て資金や遺言信託など、多様なサービスも提供しており、ライフステージに応じたサポートが充実しているのも魅力です。

ゆうちょ銀行とメガバンク、利便性の高さを実感するのはどんな人?

ゆうちょ銀行とメガバンク、どちらが生活口座としてどちらが便利かは、住んでいる地域や利用目的によって異なります。

たとえば、頻繁にお金を出し入れする場合は、全国に広がる店舗やATMネットワークを持つゆうちょ銀行が便利です。地方在住の方であれば、お金の出し入れがそこそこの方でも、近所に窓口のあるゆうちょ銀行は便利でしょう。一方、都市部に住んでいる方であれば、メガバンクとゆうちょ銀行どちらでも便利ですが、マイホームを買う、車を買う、進学するなどでローンを活用する方はメガバンクが使い勝手がよいと感じるでしょう。

文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)

3匹の保護猫と暮らすファイナンシャルプランナー。会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方、心豊かに暮らすための情報を発信しています。
(文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー))

    前日のランキングへ

    ニュース設定