ドジャース、宿敵パドレスとの地区シリーズ初戦で逆転勝利 大谷翔平がポストシーズン初本塁打含む2安打3打点の活躍

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2024年10月06日 13:21  ベースボールキング

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ポストシーズン初本塁打を放った大谷翔平
○ ドジャース 7−5 パドレス ●
<現地時間10月5日 ドジャー・スタジアム>

 ロサンゼルス・ドジャースがパドレスとの地区シリーズ第1戦で逆転勝利。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、ポストシーズン初アーチを含むマルチ安打の活躍。先発した山本由伸投手(26)は3回5失点という投球だった。

 ポストシーズン開幕投手に抜擢された山本は初回、先頭打者アラエスに安打を許すと、2番タティスJr.の打席中に捕逸と暴投で走者アラエスが三進。四球の後、3番プロファーの二ゴロの間に先制点を許した。さらに、マチャドにはカウント1-2から甘く浮いたスプリットを痛打されて2ラン被弾。いきなり3点を失う立ち上がりとなった。

 それでも2回裏、二死一、二塁の好機で大谷が第2打席を迎えると、先発右腕シースの真ん中高めへのフォーシームを振り抜き、打った瞬間確信の3ラン本塁打。バットを放り投げ、雄叫びを上げた大谷の一発に本拠地は熱狂。打球角度25度、打球速度111.8マイル(約179.9キロ)の弾丸ライナーを右翼スタンド最前列に叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 援護を貰った山本だったが、直後の3回表、先頭タティスJr.の二塁打から二死一、二塁のピンチを背負うと、6番ボガーツに左翼線への適時二塁打を浴びて2失点。再びリードを許し、この回限りで降板。3回60球を投げて5安打、2四球、1奪三振、5失点という投球だった。

 2点を追う4回裏、一死からトミー・エドマンがバント安打で出塁すると、ミゲル・ロハスが繋ぎ、大谷が3連打となる中前安打で一死満塁にチャンス拡大。2番手左腕モレホンの暴投で1点差とし、その後、二死満塁でテオスカー・ヘルナンデスが3番手右腕エストラダの登板2球目をセンター前に弾き返し、逆転の2点適時打。この試合初めてリードを奪った。

 2点リードの8回表には、5番手マイケル・コペックが一死一、二塁のピンチを招き、ブレーク・トライネンを投入。6番ボガーツを遊飛に打ち取り、四球で満塁とした後、8番ソラノから空振り三振を奪って火消し成功。そのままトライネンが回跨ぎで最終回を締め、シリーズ初戦を制した。

 この試合の大谷はMLB7年目にして初のポストシーズン出場を果たし、5打数2安打、1本塁打、3打点、2三振という内容。ポストシーズンでの日本人選手の本塁打は2012年のイチロー氏(当時ヤンキース)以来12年ぶり、7人目。初出場では日本人史上初の快挙となった。

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  • PSはどこも強いし主力は研究され対策しまくられるから難しいのが常。ただ大谷には脚があるぜ?と思ってたら初戦でいきなりホームランとは。これは本物のヒーロー。
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