モグラに似てる“ヤベぇ虫”を、2カ月育ててみたら…… 感動の展開に「これはマジで凄い」「学術発表レベル」

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2024年10月06日 21:33  ねとらぼ

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ねとらぼ

水槽手前に作った空洞の“シェルター”に入った様子

 普段は土に潜って生活し、さらに泳いだり飛んだりもできる“ヤバい昆虫”を飼育してみた動画がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で12万回以上再生され、貴重な映像に「マジで凄い」「素晴らしい」の声が上がり話題になっています。虫が苦手な人は閲覧注意です!


【画像】2カ月後の姿


 投稿者は、生き物系YouTuberの森こんにゃくさん。家族みんな生き物が大好きで、虫や魚を捕まえたり、飼育する様子を公開しています。


 今回はモグラのような見た目の昆虫「ケラ」が大量発生した場所を発見し、たくさん捕獲できたため飼育・観察してみることにしました。以前に飼育したときは、ケラが土から一切出てこないため失敗に終わりましたが……?


 複数の土を混ぜてしっかり水で湿らせて環境を整えたら、ケラたちを水槽に移します。好物の根菜類と、動物性タンパク質として亀用のエサも一緒に入れてしばらく見ていると、なんとエサ皿の上で食べ始めるケラの姿が……!


 臆病で人がいると全く土から姿を現さないはずのケラ。ほとんどのケラたちはすぐに土に潜ってしまいましたが、そのうちの数匹が空腹だったのか、明るいなかで堂々と食事する様子を見せてくれました。


 ちなみにケラはコオロギの仲間で、動画では「ジィ〜」と鳴く様子も確認できます。シャベルのように発達した前脚はモグラのようで、英名の「Mole cricket」はそのまんま“モグラコオロギ”という意味です。


 翌日には土がケラによって耕されてフワフワな状態に。ケラたちはみんな潜って見えなくなってしまいましたが、さらに3日後になると、エサを食べるために地上まで上がってきた個体を発見。なお、観察のために土の中に作った空洞の“シェルター”は、ケラによってどんどん土を入れられてしまいました。残念……。


 それから数週間はケラを見るチャンスがほぼなく、根菜類も観察できない土の中で食べてしまいます。そんな悲しい状態で約2カ月が経ち、今回も失敗かと思われましたが、まさかの奇跡が起きました。


 土の上に置いたお皿に動物性タンパク質のエサを入れると、根菜類だけでは足りない栄養分を補おうとたまに外に出てきてくれるように。そして観察できるようになったことで、なんと繁殖に成功していたことも判明! 小さな幼虫たちが土の中でたくさん暮らしている様子に感動する森こんにゃくさんでした。


 大成功の飼育動画に、コメント欄では「ケラの飼育や繁殖はスゴすぎる!」「自分なりの試行錯誤が素晴らしい」といった称賛の声から、「鳴き声も餌を食べるところも初めて見ました」「オケラの赤ちゃん初めてみました!」などの声が寄せられています。


 森こんにゃくさんは以前に「アリジゴク」を飼育し、繭になってから羽化するまでの様子を公開して話題に。YouTubeチャンネル「森こんにゃく」のほか、X(@morikonnyaku)とInstagram(@morikonnyaku)でも日々の活動を発信しています。


動画提供:YouTubeチャンネル「森こんにゃく」さん



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