【バレー】石川祐希がチーム最多の16得点で開幕2連勝に貢献 アタック決定率も向上

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2024年10月07日 06:50  日刊スポーツ

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スパイクを放つペルージャの石川祐希(手前)(C)セリエA

<イタリア1部リーグ・セリエA:ペルージャ3−2ベローナ>◇第2節◇6日(日本時間7日)◇パドバ



バレーボールのイタリア1部リーグ・セリエAの第2節が6日(日本時間7日)に行われ、パリオリンピック(五輪)で日本代表主将を務めた石川祐希(28)が所属する昨年度覇者のペルージャは、開幕2連勝を飾った。


昨季レギュラーラウンド(RR)10位のパドバと敵地で対戦し、3−2(25−23、23−25、21−25、26−24、15−10)のフルセット勝ち。2時間30分に迫る熱戦を逆転でものにし、スタートダッシュへ弾みをつけた。


石川は全てのセットでスタメン出場し、チームトップの16得点。要所で2本のブロックも決めた。「次戦までに修正したい」と話していたアタック決定率は初戦から7%向上し、47%を記録。最終セットには完璧なパスでセッター、ジャンネリの2アタック成功をアシストするなど、課題に挙げていたサーブレシーブでも安定感を発揮した。


マッチポイントで相手のサーブがアウトになったのを見届けると、ペルージャの選手たちはコート中央に輪を作って跳びはねた。チーム内で「重要」と位置付けてきた開幕3戦。まずはしっかりと2戦を取り、チームの雰囲気も高まってきた様子だ。


次戦は13日(同14日)、敵地で昨季RR1位の強豪トレンティーノと対戦する。

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