「コナズ珈琲 板橋店」10月24日オープン、特徴は？

　トリドールグループのKONA’S（東京都渋谷区）は、ハワイアン カフェ・レストラン「コナズ珈琲 板橋店」を10月24日にオープンする。同チェーンは、全国で45店舗目。

【その他の画像】

　コナズ珈琲は「いちばん近いハワイ」をコンセプトに掲げ、ハワイで過ごす休日のような時間と食事を提供。カラフルなハワイアン雑貨やサーフボードが飾られ、遊び心のあるソファやテーブルなどのインテリアが、ハワイのローカルのリビングにいるような雰囲気を演出している。

　メニューにはハワイアンパンケーキ、ロコモコ、ガーリックシュリンプなどのハワイアンフードを用意している。

　合わせて、ハワイで人気のもちもちドーナツ“マラサダ”のテイクアウト専門店「PALM WAGON」を初めて併設。マラサダは店内で生地から手作りし、水分をできるだけ多く含ませ、低温発酵させることで、柔らかくしっとりもちもちとした食感にした。高温の油で一気に揚げることで、外側はサクッとした食感を楽しめるようにした。

●コロナ禍でも拡大

　コナズ珈琲は2013年12月に1号店「ふじみ野店」（埼玉県ふじみ野市）をオープン。コロナ禍の2019〜22年には店舗数を33から41店舗に増やし、売上高は1.5倍以上、営業利益は3倍近くまで増加した。2024年3月期の決算を見ると、コナズ珈琲の売り上げは対前期比14.3％増の86億6300万円となっている。

　2024年6月にオープンした「コナズ珈琲 利府店」も好評で、オープン初日には開店時間の1時間ほど前から行列ができるほど。オープン後5日間で、最大約3時間待ち（100組以上）になるなど多くの反響があったという。

　コナズ珈琲 板橋店の営業時間は平日が午前10時〜午後10時、土日祝日が午前9時〜午後10時。席数は98席（店内90席、テラス8席）。駐車場は28台。