米アラスカ州のカトマイ国立公園に棲むクマたちが、冬眠前に体重を増やす様子を祝う恒例のコンテスト「ファット・ベア・ウィーク」では、自然や動物に関するライブカメラ映像を提供するウェブサイト「Explore.org」を通じて視聴者が最も冬眠に向けて準備が整っていると思うクマに投票する。数回の投票ラウンドが行われ、最終的に「最もふくよかなクマ」が選ばれる。米ニュースメディア『The Washington Post』によると、このコンテストは2012年からライブ配信され、毎年1,000万人以上が、クマたちが太っていく様子を視聴しているという。
『The Washington Post』では、2頭とも噛みつき、互いに激しく攻撃していたと伝えており、最終的に“469”が“402”を打ち負かし、“402”は水中に沈んで命を落とした。ファット・ベア・ウィークの投票ウェブサイトを運営する「Explore.org」所属の生物学者、マイク・フリッツさん(Mike Fritz)は、今回の出来事について『CBS News』にこう語った。
画像は『CBS News 「Bear death caught on camera postpones Fat Bear Week plans: “Harsh realities”」(N. Boak/National Park Service and K. Moore/National Park Service)』『Explore.org 「Fat Bear Week」』より (TechinsightJapan編集部 MM)