イングランドサッカー協会(FA)は7日、今月のUEFAネーションズリーグ(UNL)に臨む同国代表から3名が離脱することを発表した。
離脱が発表されたのはアストン・ヴィラ所属のDFエズリ・コンサ、マンチェスター・ユナイテッド所属のMFコビー・メイヌー、ノッティンガム・フォレスト所属のMFモーガン・ギブス・ホワイトの3名。いずれも負傷により、現地時間10日のUNLリーグB・グループ2第2節のギリシャ戦、および第3節フィンランド戦を欠場することとなった。なお、各選手の負傷の詳細については明かされていない。
3名を除いた22名は、すでにイングランド代表の練習拠点であるセント・ジョージズ・パークに集結しているとのこと。負傷が心配されていたバイエルン所属のFWハリー・ケインも合流している模様で、イギリスメディア『BBC』は同選手がイングランド代表のメディカルスタッフによってコンディションに問題がないと判断されたと伝えている。
アストン・ヴィラで最終ラインの主軸として活躍するコンサは、今年3月に代表デビューを飾り、ここまで国際Aマッチ通算8試合に出場。今シーズンは公式戦9試合に出場しているが、直近で行われたマンチェスター・ユナイテッド戦では開始早々の12分にハムストリングを痛め、途中交代を余儀なくされていた。
コンサと同じく今年3月に代表デビューを飾った弱冠19歳のメイヌーは、ここまで国際Aマッチ通算10キャップを誇り、今夏のEURO2024でも6試合に出場。現地時間9月29日に行われたプレミアリーグ第6節トッテナム戦の前半に負傷交代すると、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)は欠場。直近のアストン・ヴィラ戦で復帰したものの、85分にピッチを去っていた。
また、先月のUNLで記念すべき代表デビューを飾ったギブス・ホワイトは、ノッティンガム・フォレストで今シーズンここまで公式戦6試合に出場し1ゴールをマーク。直近のチェルシー戦でも先発起用されたが、76分に途中交代を余儀なくされていた。