成田国際空港は、国際航空運送協会(IATA)が策定したリチウム電池の航空輸送に関する品質認証プログラム「CEIV Lithium Batteries認証」の取得を目指し、5社によるコミュニティを結成した。
電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及に伴う車載電池の生産拡大やeコマースの拡大に伴い、主要メーカーが集まるアジアでの輸送ニーズが高まっている。
コミュニティに参画する日本航空(JAL)、西日本鉄道、日新、三井倉庫エクスプレス、三井倉庫サプライチェーンソリューションの5社が認証を取得することで、グローバルレベルの安全、高品質なサプライチェーンを構築し、高まる輸送ニーズに対応する。
IATAによるトレーニングを受講した上で、リチウム電池の安全な取扱に必要な品質管理やリスク管理システムなどの社内体制確立、条件を満たす施設や設備の有していることを、IATAによる査察の上で確認されれば、認証が交付される。2024年度末までの取得を目指す。
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