旅行や出張の際に便利な「スーツケース」。5000円台から買えるものから数十万円するものまで、価格帯は幅広く、どれを選んだらいいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、国内や小旅行にちょうどいい、「1万円台で買えるスーツケース」を紹介します。サイズや容量、機能性についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
●スーツケースの容量・サイズ・機能性をチェック!
スーツケースを選ぶ際は、宿泊数に合わせた容量を満たしているか確認しましょう。一般的に1泊は30L以下、2〜3泊は30〜45Lくらいが目安といわれています。
|
|
容量と合わせてチェックしておきたい項目がサイズです。特に飛行機を使用する場合、既定のサイズ内であれば手荷物として機内持ち込みが可能。機内持ち込み可能サイズは、100席未満の国内線の場合はスーツケース3辺の合計が100cm以内、100席以上の国際・国内線の場合は3辺の合計が115cm以内と決められています(※)。荷物の受け渡しの時間を短縮したい人やよく飛行機を使う人は、機内持ち込み可能サイズを検討してみてはいかがでしょう。
また、最近のスーツケースは前面が開くフロントオープンタイプやポケットとして使用できるフロントポケットタイプなど、便利な機能を搭載したモデルも多く出ています。フロントオープンタイプは、スーツケースを横にする必要がなく、立てたまま前面からメイン収納へとアクセスできる仕様になっています。フロントポケットタイプは、メイン収納部とポケットが分かれているため、小物類の収納に便利です。
※機内持ち込み可能サイズは、空港会社によって異なる場合があります
●アイリスプラザ スーツケース LKD-SCKBN
アイリスプラザの「スーツケース LKD-SCKBN」は、容量が約94Lあり、7泊以上のお出かけに適した製品です。内装もシンプルなので、スペースを余すことなくたっぷり荷物を収納できます。
|
|
また、スーツケースを持ち上げる際に役立つサイドの取っ手や、紛失する心配のないダイヤル式のロックなど、シンプルながらも使いやすい機能を所々に備えています。サイズは約42.5(幅)×67(高さ)×26(奥行)cm、重さは約4.4kg。同製品はLサイズとなりますが、これよりも小さいS・Mサイズも展開しています。Sサイズは2〜3泊、Mサイズは4〜7泊向けとなっているので、合わせてチャックしてみてください。Lサイズの公式サイトでの販売価格は7140円(税込み、以下同)です。
●LW 5524-60
「5524-60」は、日本の大手スーツケースメーカー「LEGEND WALKER(レジェンドウォーカー)」の姉妹ブランドとして誕生した「LW」の製品。高品質・高機能でありながら、1万円台で買えるコスパの良さが魅力です。
スーツケースはメイン収納部が2つに分かれているものが一般的ですが、同製品は大容量の1つのスペースのみとなっています。それにより、フロントオープンタイプで、狭いところでも開け閉めしやすい片開き仕様を実現。フロント部分を開くとプライバシーに配慮する中仕切りが付いており、防水性能を備えたポケットも搭載しています。
そのほか、充電用USBポートや拡張機能、静かな音と滑らかな走行が可能なキャスターなど、便利な機能を備えているのもうれしいポイントです。サイズは約46(幅)×67(高さ)×26〜30(奥行)cm、重さは約4kg。容量は59L(拡張時は68L)。ECサイトでの販売価格は1万980円です。SサイズとLサイズも販売されています。
|
|
●Amazonベーシック スーツケース
Amazonベーシックの「スーツケース」は、傷つきにくい保護ハードシェル仕上げを施した製品です。平均よりも厚めのABS樹脂を使用しており、強度と耐久性にも優れています。
内装は前面側の仕切りに3つのポケットが付いており、小物類をすっきり収納できます。拡張機能を搭載しているため、荷物が増えても安心です。サイズは3〜4泊程度の旅行向けの約45.1(幅)×68(高さ)×28.6(奥行)cm、重さは約4.3kg。ECサイトでの販売価格はカラーによって、7800〜9300円前後となっています。