「内定を承諾した企業に、必ずしも入社する必要はない」 学生の2割が回答

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2024年10月09日 05:21  ITmedia ビジネスオンライン

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内定承諾・辞退に関する調査結果(出所:写真AC)

 2025年卒の学生は、就職活動の内定についてどのように考えているのか。レバレジーズ(東京都渋谷区)が調査結果を発表し、約2割が「内定を承諾しても、入社の必要性を感じない」と考えていることが分かった。


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 「あまり感じない」と回答した人が14.7%、「全く感じない」が4.8%だった。一方「やや感じる」(46.8%)と「非常に感じる」(24.6%)を合わせ、7割超が内定承諾後はその企業に入社するべきだと考えている結果に。


 6月末時点で内定を獲得していた学生のうち、内定を承諾せず辞退した企業がある人は62.6%だった。そのうち、内定辞退の連絡手段として最も回答が集まったのは「電話」(29.1%)。「メール」(57.5%)、「メッセージアプリ」(16.1%)が続いた。


 昨今は人材確保を目的として、内定辞退者に中途採用試験の一部選考免除を付与する「転職ファストパス」を導入する企業が増えている。内定を辞退した学生で、辞退した企業の転職ファストパスを利用したいと回答した人は「やや利用したい」(32.9%)と「ぜひ利用したい」(29.2%)を合わせて、過半数を占めた。


 6月27日〜7月3日にインターネットで調査した。対象はレバレジーズのサービス「キャリアチケット」に登録している2025年卒業予定の大学生・大学院生252人。



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