恋人であれ友達であれ、お金を貸したのに返ってこなかったら関係性にヒビが入るもの。投稿を寄せた関西の40代女性も、そんな経験をしたことがあるという。
「売れないミュージシャンの恋人がやっと有名アーティストのツアーメンバーになれたので嬉しかったのですが、周りが赤坂や銀座で飲むのでお小遣いが足りないから貸してくれと言われて……」
恋人の借金は回を追うごとに大きくなっていった。「5万、7万、10万と少しずつ貸してるうちに惚れた弱みで返してと言えず」と、女性は苦しい胸の内を明かした。（文：天音琴葉）
「事務所へ、彼への振り込み明細を送ってツアーメンバーから解雇してもらいました」
お金を貸すならあげるつもりで貸すように、とよく聞く。それくらい返す人が少ないのだろうか。女性の場合、彼に総額「50万円ほど」を貸したものの、一円も返してもらえなかった。それどころか彼が、
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「他のファンからもお金を借りていた」
と打ち明け、彼の恋人は自分だと思っていた女性は、裏切られた気分になったようだ。
そこに追い討ちをかけるかのように、彼のついた大きな嘘が発覚した。独身だと言っていたが、実際には「既婚者だった」……。踏んだり蹴ったりの女性だが、泣き寝入りすることはなった。
「返ってこないお金と引き換えに、ツアーのメインアーティストの事務所へ、彼への振り込み明細を送ってツアーメンバーから解雇してもらいました。解雇は私が希望したのではなくてメインアーティストが決めたこと。業界から干されて、ざまあ見ろって感じです」
女性は「たった50万程を返さなかっただけで」と続け、結末を次のように明かした。彼は念願だったツアーの途中でメンバーから降ろされ、業界内の信用も失ってしまったという。こうして復讐をやり遂げた女性は、
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「二度と顔も見たくない。あんな人にまだ数人でもファンがいるのも信じられないです」
と吐き捨てるように書いた。
お金を返さない人が100％悪いことは言うまでもないが、親しい間柄ほど、お金の貸し借りは極力やめたほうがいいだろう。
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