リヴァプールに痛手…アリソンが11月下旬まで離脱か、“守護神”不在で過酷な連戦へ？

　リヴァプールに所属するブラジル代表GKアリソンが戦線離脱を余儀なくされるようだ。9日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

　アリソンは現地時間5日に行われたプレミアリーグ第7節のクリスタル・パレス戦に先発出場。終盤にボールをクリアする際に右ハムストリングを痛め、ヴィテツラフ・ヤロシュとの交代を余儀なくされた。試合後、アルネ・スロット監督は「様子を見る必要があるが、復帰までに数週間はかかると思う」と戦線離脱の可能性を示唆。FIFAワールドカップ26南米予選に臨むブラジル代表からも離脱していた。

　リヴァプールからの公式発表はなされていないものの、アリソンは数試合の欠場を余儀なくされることになりそうだ。『BBC』や『スカイスポーツ』によると、少なくとも来月のインターナショナルウィークまでに予定されている全ての公式戦を欠場する可能性が極めて高いとのこと。現時点で戦線復帰は11月下旬になる見込みと報じられている。

　スロット監督の下で好調を維持し、現在プレミアリーグで首位を走るリヴァプールだが、今月のインターナショナルウィーク後は厳しい連戦が控えている。プレミアリーグの今後4試合の対戦相手はチェルシー、アーセナル、ブライトン、アストン・ヴィラと難敵揃い。さらにチャンピオンズリーグ（CL）ではライプツィヒ、レヴァークーゼン、カラバオカップではブライトンと対戦する。

　過酷な連戦を守護神不在で迎えることが濃厚となったリヴァプール。控えGKのアイルランド代表クィービーン・ケレハーを含め、チームとしての総合力が問われることとなりそうだ。