ワンダーアキュートが種牡馬引退 今後はYogiboヴェルサイユリゾートファームで功労馬に

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2024年10月10日 13:17  netkeiba

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15年のかしわ記念を勝ったワンダーアキュート(撮影:高橋正和)
 株式会社ジェイエス&アロースタッドは10日、公式X(旧Twitter)において、けい養されていたワンダーアキュート(牡18)が種牡馬を引退し、退厩することを発表した。今後はYogiboヴェルサイユリゾートファームで功労馬として過ごす。

 同馬は父カリズマティック、母ワンダーヘリテージ、母の父Pleasant Tapの血統。半兄のワンダースピードは同じくダートで活躍し、09年東海Sほか重賞5勝を挙げた。

 09年1月にデビュー勝ちを収め、同年9月のオークランドRCTで白星を飾りOP入り。続くシリウスS、武蔵野Sと重賞連勝を果たし、ダート界の新星といわれる存在になる。GI/JpnIでは善戦しながら、なかなか頂点に手が届かずいたが、12年のJBCクラシックで待望の初制覇。さらに14年の帝王賞を勝ったほか、15年には9歳でかしわ記念を制し、国内の平地GI/JpnI最年長勝利記録を更新した。

 同年の東京大賞典3着を最後に現役を退き、アロースタッドで種牡馬入り。アキュートガールが23年1月の新緑賞で重賞制覇するなど、産駒は9日までに中央で8勝、地方で64勝を挙げている。現役時代の通算成績は48戦13勝(うち重賞7勝)

 新天地となるYogiboヴェルサイユリゾートファームも同日に公式Xを更新。見学可能になり次第、改めて案内すると伝えた。

(ジェイエス&アロースタッド、Yogiboヴェルサイユリゾートファームの公式Xより)

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