賃上げを実施する企業が増える中、看護・介護・保育に代表される「エッセンシャルワーカー」の状況はどうか。マイナビが調査結果を発表し、一般会社員のベースアップ平均が1万7689円に対し、エッセンシャルワーカーは6831円で、1万円以上の差があることが分かった。
【調査結果】年収の「理想と現実」 エッセンシャルワーカーに聞いた答え
直近1年間のベースアップについて「あった」と回答した割合はエッセンシャルワーカー(15.9%)と、一般会社員(18.5%)で大きな差はなかった。現在の年収に対する満足度については、エッセンシャルワーカーが平均49.4点、一般会社員が同56.0点だった。
年収について、理想と現実の差はどのくらいか。「働きに見合う」と思う年収額としてエッセンシャルワーカーが回答した平均は548万円、一般会社員は平均573万円でほぼ同水準だった。
現実の年収では、エッセンシャルワーカーの回答が平均414万円、一般会社員は同484万円で、70万円の差があった。エッセンシャルワーカーに限定すると、年収の理想と現実で130万円以上の差があった。
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仕事に充実感ややりがいを感じているエッセンシャルワーカーの割合は65.9%、一般会社員で47.0%だった。職種別では「保育」(77.0%)が最も高く「看護」(62.3%)、「介護」(58.3%)が続いた。また、看護と保育は現在の職種を志した時期が早い傾向にあり、10代から志している割合が高かった。
看護・介護・保育職300人、一般会社員600人を対象にインターネットで調査した。期間は8月6〜19日。
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