年収1000万円男「専業主婦のヨメの機嫌が悪い」にシンママグラドルがダメ出し。一瞬で解決できた方法とは

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2024年10月11日 16:21  日刊SPA!

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※写真はイメージです。
 2023年7月末に未婚で出産し、シングルマザーとなった現役グラビアアイドル兼ライターの筆者(吉沢さりぃ)。
 息子氏は1歳2か月を迎えて急に歩くようになり、機嫌がいいときは「まんま!」「わんわん」「にゃんにゃん」などの単語を話すようになった。日に日にコミュニケーションが取れるようになり、可愛さは増すばかりだ。

◆年収1000万円の男友達が「ヨメの機嫌が悪くて困っている」

 そんな筆者のところに男友達から珍しくLINEがきた。その内容は「うちのヨメが子育てに疲れているのか機嫌が悪い」というものだった。

 正直、「そんなこと私に言われても……」と思ったが、ちょうど寝かしつけが終わり暇だったので、詳しく話を聞いてみた。

 ちなみに彼は年収1000万円あって、奥さんは専業主婦。「ヨメには何不自由のない暮らしをさせている」という。彼いわく「なんでうちのヨメより酷な環境の吉沢が楽しそうにしていて、うちのヨメがイライラしているのかよくわからない」ということだった。

 何だか褒められてるのか、貶されているのかよくわからなかったが、今回は、彼の奥さんの機嫌をよくするためにはどうしたらいいのか、私なりの考察を書いていきたいと思う。

◆ママの機嫌をよくするためにはどうしたらいいのか?

 世界中のママと話したわけではないが、機嫌のいいママは、みんなお金を持っているように感じる。ただ、ここで勘違いしないでほしいのは、お金を持っている=旦那さんの稼ぎがいいとか、実家が太いとか、そういう話ではない。

「自分で自由に使えるお金を持っている」ということだ。

 自分の仕事で稼いだお金、主婦ならば旦那さんからもらうお小遣い、お金の出どころはどこでもいいが、友達とお茶をする、居酒屋に飲むに行く、美容院に行く、子どもにガチャガチャを引いてあげる、そのくらいのことを自分の意思で出来るならば、そんなに機嫌が悪い人には会ったことがない。

◆年収1000万以上だけど奥さんのお小遣いは実質ゼロ

 この話を彼にすると「俺は年収1000万だし、お金の苦労はさせていない」とドヤ顔だった。確かに、いい家があって、子どもは私立の学校に行って、年に何回か旅行をしている彼の家は、全く不自由ない暮らしだろう。

 だけど、奥さんのお小遣いは毎月ゼロだというのだ。家族カードを持たせているようだが、レシートのチェックもしているという。

「え、じゃあ美容院とかマツエクとかネイルは?」と聞くと、「服は俺が選んでネットで買ってあげているし、美容院はショートだから、カラーリングとかは薬局で売ってるので染めればじゅうぶん。マツエクやネイルなんて必要ないだろ、母親に」と、またもドヤ顔。こりゃダメだ……。

◆お金はあるけど自由に使えるお金のない切なさ

 筆者も前にお金持ちと付き合ったことがあるが、生まれてはじめて「さりぃちゃんのことは僕が養うからね」と家族カードをもらった。

「生活のためにする仕事はしなくて良い。好きな仕事だけしなよ」と言われて「よしゃーーー!」と強めのガッツポーズをしたのを今でも覚えている。

 だが、蓋を開けてみると、カードは何に使ってもいいわけではなかった。

 たとえば、美容院は彼の指定したところならいいけど、それ以外はダメ(メニューも許可制)。整体や整骨院はいいけど、エステやスパはダメ。私が欲しい服を買うのも、ネイルもダメ。飲み代に使うのはもちろんダメ。

「そういうのは自分で稼いだお金でして」

 つまり、勝手にカードを使える場面がほとんどないのだ。タクシーは使っていいけど、飲んだ帰りはダメ、長距離もダメだった。

 友人の誕生日に「お祝いをしたいからデパ地下でいろいろ買いたい」と伝えると許可を得られたので後日レシートを提出したところ、「このケーキは自分で買わなければダメじゃない?」「ワイン2本はやりすぎじゃない?」と小言の嵐。そして、最終的にはカードを没収されてしまったのだ。

 つまり、相談してきた彼の奥さんは、当時の筆者のような状況で「お金はあるけどない」んだと思う。

◆お小遣いをあげるようにアドバイス

「じゃあ具体的にどうしたらいいんだ?」と聞かれたので、筆者は「いちいち用途を聞かないで、お小遣いをあげなよ。『好きなことに使え』って」と答えた。

 1000万も稼いでいるくせに「1万円くらい?」と寝ぼけたことを言うので、せめて3万円はあげて欲しいという思いから、すこし多めに「5万!」と強く言った。

 東京で1万円ポッキリで出来ることって、あまりに少なすぎますよ……。

 後日、彼は男気を発揮して、6万円を奥さんに渡し、ワンオペで丸一日子守りをしたところ、「すんごい機嫌が良くなって綺麗になった!」と喜んでいた。

 奥さんは半年ぶりに自分の好きな美容院に行って、まつげパーマをかけて、好きな洋服を買ったらしい。彼は奥さんには専業主婦でいて欲しいらしく、今後は「必要経費として、きちんとお小遣いを渡すと決めた」そうだ。

 家庭でそれぞれ金銭事情が違うので、一概に「専業主婦には小遣いを5万!」とは言えないが、少なかろうと誰かにお伺いを立てずに使えるお金を持っているか、いないかは大きいと思う。

 結婚やパパのいる家庭や、養ってもらえることに対する憧れはあるが、自由に飲みに行くお金がなくなったら……と天秤にかけると、「シンママでいいかも」と思ってしまう。

 奥さんに自由に使えるお小遣いをあげていないという人は、ぜひ試してみてください。「そんなにお小遣い渡せるほどお金がない!」という人は、また別の機会に考えましょう(笑)。

<文/吉沢さりぃ>

―[ド底辺グラドル兼ライター、未婚の母になる]―

【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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  • 専業主婦のお小遣い基本0円なのエグいな…でもそういうところ少なくなさそう…。この記事の人はちゃんとアドバイスを受け入れられる男性で良かった。
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