【結婚式あるある】「誓いのキス」「ブーケトス」「ファーストバイト」「花嫁の手紙」……令和に行っている人の割合は?

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2024年10月11日 17:21  マイナビニュース

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トキハナは10月10日、結婚式に関する調査結果を発表した。2023年4月以降に結婚式をした、もしくはする予定の20代〜30代の男女334名を対象にした調査は2024年9月3日〜9月15日、20代〜40代の317人を対象にした調査は2024年9月4日〜9月11日、どちらもインターネットで行われた。


○挙式入場



従来の伝統的なスタイルである「父親と歩く」挙式入場を行っているのは、51.8%。「代わりに母親や、家族と入場する新たなスタイルの選択肢がみられ、家族との結びつきを重視する傾向が強まっている」と同調査。


○誓いのキス



定番の「誓いのキス」は82.3%がパートナーと行っているものの、26.0%が子供と一緒に家族で行うなど、個々の価値観に沿った形で誓いを行っている。


○ブーケトス



「幸せのおすそ分け」として定番のブーケトスは、依然として62.9%のカップルが実施していることが判明した。一方で、ブーケトスに代わって「プレゼントトス」など、ゲスト全員が参加できる新しい演出も増えつつあるようだ。


○ウエルカムスピーチ



従来、新郎のみが行うのが一般的だったウエルカムスピーチが、現在では「新郎新婦で行う」スタイルが最も多く、59.9%のカップルに採用されている。これにより、式の開始から2人の個性を反映する傾向が強まっている。


○祝辞・乾杯の挨拶

従来、上司や恩師に祝辞・乾杯の挨拶をお願いするスタイルが一般的だったが、少人数婚など身内のみで結婚式を行うケースも増えており、現在では家族や親友にお願いするスタイルも多くなっている。


○ケーキセレモニー



ファーストバイトが、65.9%のカップルにより実施されていないことが判明した。代わりに、新郎新婦が親やお世話になった人に感謝の気持ちを込めてケーキを食べさせる「サンクスバイト」などのオリジナリティある演出も一定数みられており、伝統的なケーキセレモニーに限らず、感謝の気持ちを表現する場としての演出になっていることがわかった。


○余興



ダンスやバンドなどの余興は約4割のカップルによって実施されており、結婚式の盛り上げ方にバリエーションが見られる。一方で、約12.0%のカップルは余興を行わず、ゲストとの歓談時間をメインにするスタイルを選んでいることがわかった。


○手紙朗読



「手紙朗読」は、9割以上のカップルが取り入れる感動的な演出として、依然高い人気を誇っている。従来は新婦のみが感謝の手紙を朗読する「花嫁の手紙」が一般的だったが、実際に新婦が読むのは38.0%にとどまり、新郎新婦(29.6%)や新郎のみ(19.1%)が読み上げるスタイルも増加している。この変化により、「手紙朗読」は新婦に限らず、両者が感謝の気持ちを共有する場として新たな価値を持ち始めている。


○結婚式の慣習と価値観の変化



従来の固定観念や慣習に基づく演出が、令和時代に入って見直されつつある。特に20代の約半数が性別に基づく役割分担に違和感を抱いていたり、結婚式だからといって主役になりたくないと回答する人が半数を超えるなど、従来の「普通だから」という理由で慣習に従うのではなく、自分たちの価値観に合った演出を求める傾向が強まっている。



また、全国の20代〜40代の男女を対象にした調査によると、結婚式で慣習的な演出を取り入れたいと考えている人は平均48.0%で、52.0%は取り入れたくないと回答している。


この結果からも、現代のカップルが自分たちのスタイルを大切にし、より自由な結婚式を求めていることがわかる。(Yumi's life)

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