65歳・資産2000万円「もらえるだけありがたいレベルでも稼ぎたい」非常勤講師男性の年金に頼らない老後生活

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2024年10月11日 18:31  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、兵庫県在住65歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、兵庫県在住65歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:65歳男性
同居家族構成:本人、妻(50歳)
居住地:兵庫県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1000万円
現在の資産:預貯金1000万円、リスク資産1000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:共済組合(厚生年金)37年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万円
老齢厚生年金(厚生年金):15万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

配偶者の年金や収入:年金なし、給与収入400万円(年額、自営業)

「自分で稼げるうちは稼ぎたい」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「現在2カ所で非常勤講師をしています。公的年金ありきじゃなくて、もらえるだけありがたいレベルでも自分で稼げるうちは稼ぎたい。あと数年しか残っていませんが。高齢者でも働ける環境作りの方が大事」と語っています。

ひと月の支出は約「20万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。

「週5の非常勤講師勤務は健康のため」

年金で足りない支出がある場合は「貯蓄から切り崩し」て賄っているという投稿者。

年金以外に「高校の非常勤講師を週5で月23万円」の収入があるといい「健康のために就労」しているとのこと。

くわえて、年金生活においては「受け取り口座を指定して金融機関からの利率をプラス」して資産運用の工夫をしているとあります。

「株式投資に回せる資金は持てなかった」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「健康意識。定年前に始めたマラソンを30代から始めていたら、人生の趣味になってたかも」と振り返ります。

また「株式投資」についても後悔しているようで、「興味はあったがまとまった資金がなかった。若い頃に株式投資に回せる資金を持てなかった」と回答。

今の生活の不安については「夫婦の健康の不安。親の介護」とコメント。

いっぽうで「20kmをジョギングすることが楽しみ。達成する事を積み上げていく」と今の楽しみも教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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