MINI、電動ソフトトップ装備のオープンモデル新型「MINI COOPER CONVERTIBLE」

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2024年10月11日 20:41  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ビー・エム・ダブリューは10月10日、「MINI」ブランドから、プレミアムスモールコンパクトセグメントにおけるオープンモデルとして、新型「MINI COOPER CONVERTIBLE」(全面改良)を発売した。全国のMINI正規ディーラーにて販売する。納車時期は2025年第1四半期以降の予定。


右ハンドル仕様となり、グレード、価格、主な諸元は以下の通り。



MINI COOPER CONVERTIBLE C:464万円

全長3,880mm、全幅1,745mm、全高1,435mm、ホイールベース2,495mm、排気量1,998cc、直列4気筒ガソリン・エンジン、最高出力120kW/5,000rpm、最大トルク250Nm/1,520-4,400rpm



MINI COOPER CONVERTIBLE S:514万円

全長3,880mm、全幅1,745mm、全高1,435mm、ホイールベース2,495mm、排気量1,998cc、直列4気筒ガソリン・エンジン、最高出力150kW/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,450-4,500rpm


「MINI COOPER CONVERTIBLE」は、MINIのハッチバックモデル「MINI COOPER 3 DOOR」をベースにオープンモデル化したもの。2004年に初代モデルが誕生し、2009年に第2世代、2016年に第3世代へと進化。今回発表のモデルは第4世代となり、電動ソフトトップを含め多くの専用装備を採用している。



電動ソフトトップは、車両を停止せず時速約30km/hなら走行中でも開閉可能。全開までの時間は約20秒だ。ルーフを40cmだけ開くサンルーフモードでは、陽の光や風を感じながらの快適なシティドライブを楽しめるとしている。この電動ソフトトップには、MINIを象徴するユニオン・ジャックのデザインを生地に織り込んだ「MINI Yours ソフト・トップ」をオプションで用意する。


ラゲッジスペースは、通常の位置では開口部を通らない荷物でも収納できる「イージー・ロード・システム付ラゲッジ・ルーム」になっている。「ウィンド・ディフレクター」も標準で装備し、車内の空気の流れを整えて車内温度を調整、快適性が向上する。ウィンド・ディフレクターは折り畳んでトランクに収納しておける。「オールウェイズ・オープン・タイマー」はルーフを開けると起動し、オープン状態で走行した1回の走行時間と累計走行時間を表示。外気温もアニメーションで表示してくれる。


○エクステリア



エクステリアはMINIのDNAを継承しつつ、ミニマルな新デザインへと刷新。クラシカルなフォルムのヘッドライトと複雑な八角形の輪郭を持つフロント・グリル、電動ソフトトップを開けても閉めてもMINIらしいエクステリアデザインが特徴だ。万が一の車両横転時に展開することで後席乗員を保護する「ロールオーバー・プロテクション・システム」も搭載する。



ヘッドライトは、アダプティブ・ライト、ハイビーム・アシスタントを標準で装備。シグニチャーライトは、フロントおよびリアライトの点灯方法を3つのパターンからカスタマイズできる。Welcome/Good-byeライトは、車両のキーを持った状態で車両に近づいたり離れたりすると、フロントおよびリアライトが挨拶をするかのように点滅する機能だ。

○インテリア



インテリア面では完全なデジタル化を進め、ステアリングホイールの背後にあったメーターパネルを廃止。代わりに、運転に必要なすべての情報を前方のヘッドアップディスプレイおよび円形有機ELセンターディスプレイに表示する形式とした。この変更によって前方の視界が開け、広々とした室内空間が得られている。



ダッシュボードは、布地を連想させるリサイクル・ポリエステルを使用した新素材を採用。編み物を作るような製造プロセスで特別開発されたというこの素材は、手入れも簡単だ。有機ELセンターディスプレイは、直径240mmの高品質ガラスを使用し、タッチ操作に対応する。


インテリアの雰囲気を一変させるMINIエクスペリエンス・モードは、ダッシュボード上に最大7パターンの光のグラフィックを投影。光のパターンとアンビエントイルミネーションとMINIドライビングサウンドによって、インテリア全体の印象を変化させる。



搭載するモードは、お気に入りの画像をディスプレイの背景に設定するパーソナルモード、流れている音楽のカバーアートの色に合わせたライトエフェクトを25色の中から自動で選ぶビビッドモード。ドライビング・エクスペリエンスを変えるモードとして、コンフォートなドライビングを可能とするコア・モード、スポーティなゴーカート・モード、高効率なグリーン・モードなどもある。


○パワートレイン



パワートレインは2車種とも、EfficientDynamicsエンジンの新世代モジュール式高効率2L直列4気筒 MINI ツインパワー・ターボ・ガソリンエンジンと、7速ダブルクラッチ・トランスミッションを搭載。MINI COOPER CONVERTIBLE Cの最高出力は120kW/5,000rpm、最大トルクが250Nm/1,520-4,400rpm。MINI COOPER CONVERTIBLE Sの最高出力は150kW/5,000rpm、最大トルク が00Nm/1,450-4,500rpmだ。シャーシーは、ゴーカート・フィーリングを感じさせるスポーティなものになっている。

○先進安全機能とドライビング・アシスト



安全機能および運転支援システムも大幅に刷新。標準装備となったのは、精度と正確性が向上したドライビングアシスト(アクティブ・クルーズ・コントロール、ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、ステアリング&レーンコントロール・アシスト、リアのクロス・トラフィック・ウォーニングなど。



ほか、並列および縦列駐車をサポートするパーキング・アシスト機能、ペダル踏み間違い急発進抑制機能、時速約35km以下で直前に前進したルートを記憶して同じルートをバックで正確に戻るリバース・アシスト機能を搭載。特にリバース・アシスト機能は、日本に多い細い道での対向車とのすれ違いに困ったときに重宝する機能だ。鮮明な画像で車両周りの状況を確認できるサラウンド・ビュー機能は、新型「MINI COOPER CONVERTIBLE S」のみの機能。



AI技術を活用し、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる最新機能インテリジェント・パーソナル・アシスタントも搭載した。(リアクション)

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