【バレー】古賀紗理那さんがSVリーグ開幕戦に登場 引退セレモニーでラストサーブ披露

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2024年10月12日 17:48  日刊スポーツ

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NEC川崎対埼玉上尾 引退セレモニーで記念撮影する古賀紗理那さん(中央)(撮影・宮地輝)

<大同生命SVリーグ女子:NEC川崎0−3埼玉上尾>◇第1節◇12日◇神奈川・とどろアリーナ◇観衆3266人



パリオリンピック(五輪)で日本代表主将を務め、現役を引退した古賀紗理那さん(28)が、新トップリーグ「SVリーグ」の開幕戦後に引退セレモニーを行った。


この日、熊本信愛女学院高卒業後9年間一筋でプレーしたNEC川崎の試合を会場で見守った古賀さん。背番号の入っていないNEC川崎のユニホームTシャツと黒のパンツに身を包み、首には指輪のネックレスを光らせていた。


試合後にコートに登場。会場に古賀さんの現役生活を振り返るVTRが流れ、NEC川崎の選手たちや代表でチームメートだった石川真佑や関菜々巳らからねぎらいのメッセージが送られると、照れくさそうな表情を浮かべながら見つめていた。


トークショーのパートでマイクを握ると、「大変なことが多かったが、積み上げてきたもので最後は日本一を取ることができたし、ここまでこられて感謝している」とあいさつ。慣れ親しんだホーム、とどろきアリーナに集まったファンへ感謝を示した。


MCから思い出に残ってることについて聞かれると、「先輩がバカみたいに厳しかった」とニヤリ。それでも「ねちねちしている人が嫌いなんですけど、そういう人がいなかったので助かりました」などと話し、笑わせていた。


今後については「確実に決まっているわけではない」としながらも、「本気で日本代表を目指している人に教えてみたい」とネクストスターを育てる夢を語った。そして「今シーズンもたくさん応援して欲しいし、私もたまにテレビに出たり何かした時は絶対に見てください」と締めくくった。


セレモニーの最後は母からボールを受け取り、ラストサーブを披露。両手で手を振ってコートに別れを告げていた。

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