【バレー】古賀紗理那さん「一番の仕事は試合をして勝つこと」後輩たちへエール/一問一答

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2024年10月12日 18:58  日刊スポーツ

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NEC川崎対埼玉上尾 引退セレモニーで笑顔を見せる古賀紗理那さん(撮影・宮地輝)

<大同生命SVリーグ女子:NEC川崎0−3埼玉上尾>◇第1節◇12日◇神奈川・とどろアリーナ◇観衆3266人



パリオリンピック(五輪)で日本代表主将を務め、現役を引退した古賀紗理那さん(28)が、新トップリーグ「SVリーグ」の開幕戦後に引退セレモニーを行った。セレモニー後の記者会見では、現在の生活や思い出に残っているサーブ、女子バレー界に向けたエールなどを語った。


古賀さんの会見での言葉は以下の通り。


(自ら)SVリーグの開幕戦という素晴らしいタイミングで引退セレモニーをしていただいて、本当に感謝しています。本当にたくさんのファンの方が引退セレモニーまで残って見てくださって、本当にうれしく思います。


−現在の過ごし方


アスリートの時は朝からバタバタして、体育館に行って自分の体のために時間をすごい使うことが多かったんですけど、本当に最近はそういうことをする必要もなく、家事をしたりとか、ペットを飼い始めたので、ペットのお世話とか、そういう日常を楽しみながらこう過ごしています。


−引退セレモニーではラストサーブを打った


私、元々サーブがあんまり得意じゃなくて、チームに入ってから2、3年目は昔の監督にすごく怒られてたイメージがあるんですけど、そこから自分自身もサーブに関して成長したなってすごい感じますし、常に攻めるっていうことを意識してこうサーブ打ち続けています。


−印象に残っているサーブ


最近ですごい印象に残ってるのは、パリオリンピックのブラジル戦の向こうがマッチポイントの時に、こういうところでなんか逃げ腰のサーブはまったく次につながらないし、意味ないなと思って、もうとにかく強気でサービスエースを取りに行くぐらいの気持ちで打ったサーブが、サービスエースとって、その時に成長したなっていうのはすごく感じて、一番印象に残っています。


−女子バレー界に向けて


最近はSNSの時代になってきて、人気獲得のために各チームがいろんなことをされてると思うんですけど、でも選手の一番の仕事は試合をして勝つことだと私は思っていて、SNSで楽しそうにしてるのは全然それはいいと思うんですけど、1人の選手である以上、やっぱり責任がある立場だと思うので、とにかく自分のコートの中での役割に徹するっていうのは私個人としてはすごい大切なことだろうなって思ってる。日本を変えるとか、チームを変えるぐらいの気持ちで。そういうプレーをファンの皆さんは見たいと思っていると思うので、期待したいなと思っています。


−とどろきアリーナの雰囲気はどうだったか


今年からSVリーグになりましたけど、今年のホームゲームの雰囲気も去年と引き続き、とてもいい雰囲気で試合を進めてるなっていうのを感じました。私自身、去年のとどろきの最終戦、私自身の最終戦は負けて終わったと思うので、ラストサーブで出してもらえてとてもうれしかったですし、こういうところで最後にファンの皆さんの前で、私の言葉で話せたっていうのはとてもうれしく思います。

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