【バレー】埼玉上尾が昨季覇者にストレート勝ち エース黒後愛15得点「全員に助けてもらって」

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2024年10月12日 19:44  日刊スポーツ

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NEC川崎対埼玉上尾 勝利し埼玉上尾鎌田(手前)と抱擁を交わす黒後(撮影・宮地輝)

<大同生命SVリーグ女子:NEC川崎0−3埼玉上尾>◇第1節◇12日◇神奈川・とどろアリーナ◇観衆3266人



記念すべきSVリーグ女子初勝利を飾ったのは、昨季Vリーグ3位の埼玉上尾だった。オープニングマッチとなった一戦でNEC川崎と対戦。完全アウェーの雰囲気の中、昨季覇者をストレートで退けた。


スコア以上に難しい戦いだった。セットカウントを先取して迎えた第2セット。先行しながらも中盤に大量失点を喫し、逆転を許した。それでも日本代表アタッカーでエースの黒後愛(26)が「今日の一戦を戦い切りたい」と、仲間たちの声に奮起。21−21の場面では勝ち越しのブロックアウトを取った。マッチポイントでもアタックを決めるなど、自軍最多15得点でけん引。「とても緊張したが、全員に助けてもらって勝ち切れたかな」と感謝した。


昨季まで2年連続でリーグ&皇后杯を制する2冠を達成した強豪を完封し、初代王座戴冠へ好スタート。大久保監督は「選手たちを信じているし、どんな時もやれるぞと言っていく」と力強く話した。【勝部晃多】

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