首位打者助っ人が貴重な一打!オースティンの打撃に仁志敏久氏「こういう失投を逃さない。でもこれが結構難しいんですよ」

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2024年10月13日 08:46  ベースボールキング

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DeNA・オースティン (C)Kyodo News
 DeNAが阪神に逃げ切り勝ち。シーズン3位のDeNAがファイナルステージ進出に王手をかけた。

 DeNA打線は3回、阪神先発の才木浩人を攻め、1死満塁のチャンスから桑原将志のショートゴロの間に1点を先制。7回には、牧秀悟と佐野恵太の連打から、タイラー・オースティンの右中間を破る二塁打でリードを3点に広げた。投げては、先発の東克樹が4回でマウンドを降りたが、その後は5人のリレーでリードを守り切り3−1で逃げ切った。

 貴重なタイムリーを放ったオースティンに対し、12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した野村弘樹氏は「石井もね、やっぱり気持ちで投げてるんですけども、インコース投げに行ったのがアウトコース。それを見逃さなかったオースティンが見事と言えば見事なんですけどもね、やっぱりこう打たれ方としては非常に悔いの残る打たれ方ですよね。これがインコースに行って、どん詰まりでどっかヒットになったとかなら、捉えられたっていうのとまた違うんでね。石井には悔しい1球になったでしょうね」とオースティンのバッティングを称えつつ、元投手目線でコントロールミスに着目。

 もう一人の解説者の仁志敏久氏は「こういう失投を逃さない。でもこれ結構難しいんですよね。アウトコースの高め、石井はスピードがあるので、打ち返すのは難しいんですけども、こういうところも打ち返せるだけのパワーもあるし、技もある」としつつ「タイガースとしてはその前の2打席の空振り三振でね、これでオースティンは眠らせられたなと思ったところだったんですけどね」と阪神バッテリーの上を行った助っ人の力量にアッパレを送った。

 打率.316で首位打者に輝いたハマの4番。ポストシーズンでもキーマンとなりそうだ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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