北海道 そろそろ冬の準備が必要? 19日頃からは強い寒気が流れ込む

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2024年10月13日 15:50  日本気象協会

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日本気象協会

北海道 そろそろ冬の準備が必要? 19日頃からは強い寒気が流れ込む

19日から20日にかけては冬の便りが届くかもしれません。11月下旬並みの強い寒気が流れ込む予想で、初冠雪を観測する山が増える可能性があります。平地でも雪の降る恐れがあり、そろそろ冬の準備でタイヤ交換を進めてもよいかもしれません。



●18日まで気温は全般に平年並みか高め


明日14日、スポーツの日の道内は広く晴れて、風も弱く穏やかに経過する見込みです。連休最終日も外出や行楽、屋外でのスポーツなどにもよい日和となりそうです。最高気温は平年並みか高めですが、最低気温は平年並みか低めとなり、朝は内陸を中心に肌寒くなるでしょう。朝と日中との気温差が大きいため、体調を崩さないよう注意して下さい。

15日から16日にかけては雨が降りやすく、日本海側を中心に短い時間で降り方が強まる恐れがあります。気温は平年より高めとなるでしょう。

17日には天気が回復し、18日にかけて全道的に割合晴れる見込みです。17日朝は札幌で5℃など冷え込みが強まりますが、日中は平年並みか高く、過ごしやすくなるでしょう。


●19日の雨のあとは強い寒気が流れ込む 平地でも雪の恐れ


19日は北海道付近を寒冷前線が通過し、全道的に雨が降るでしょう。この前線の西側には強い寒気が入る予想です。

昨年も夏は暑かったですが、10月17日には北海道の上空約1500メートルに11月中旬並みの寒気が流れ込み、手稲山でも初冠雪を観測しました。

今回はこの時よりもさらに強い寒気が流れ込みそうです。20日には旭川など道北の内陸を中心に平地でも雪の降る恐れがあります。稚内と旭川の初雪の平年は10月19日で、もう平地で雪が降ってもおかしくない頃となっています。峠越えをする予定の方はもちろん、早朝に運転をする方なども、そろそろタイヤ交換を進めてもよいかもしれません。明日14日や、17日から18日にかけては晴れるため、作業をするにはおすすめです。



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