【出雲駅伝】青学大・原晋監督は「かっ飛ばせ大作戦」1区から最速ランナーで6年ぶりV狙う

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2024年10月13日 16:51  日刊スポーツ

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青学大の原晋督はチームのスローガンを発表する(撮影・上山淳一)

学生3大駅伝の初戦となる出雲駅伝(10月14日、出雲大社正面鳥居前〜出雲ドーム前)の開会式に先立ち、出雲市内でプレスインタビューが行われた。8人の監督が並んだ壇上でいの一番にマイクを握ったのは青山学院大の原晋監督。恒例となった作戦名を自ら切り出し、「かっ飛ばせ大作戦」と発表した。


「メジャーリーグも盛り上がってます、日本のプロ野球も盛り上がってます。本来は野球語録ですが、負けないように」。そう前段を述べると、「フレー! フレー! 鶴川! フレー! フレー! 野村!」と叫んだ。


この日発表された区間エントリーで、1区に起用したのは鶴川正也(4年)。これまでの3大駅伝の出走は23年大会の出雲のみ。九州学院高3年の20年全国高校駅伝では1区区間賞を獲得し、将来を期待されて青学大に入学したが、以降は重なるけがに苦しんできた。迎えた最終学年では、春からのトラックシーズンの関東インカレ2部5000メートルで優勝し、日本選手権では4位と躍進した。13分18秒51は当時の屋外レースの日本人学生歴代最高記録となった。


原監督は距離が短い出雲路に「出遅れは致命的になる。5000メートル最速の鶴川と置きました」と説明を重ねた。2区の野村昭夢(4年)、そして3区にはエースの黒田朝日(3年)と並べた。「黒田で先頭に出て独走態勢を築ければ理想」ともくろんだ。【阿部健吾】

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