【フィギュア】中田璃士「もちろんです」JGPファイナル2連覇へ誓い 氷に倒れ込んだワケは…

0

2024年10月13日 20:34  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

ジュニアグランプリシリーズ最終戦の中国大会を制し、帰国した中井亜美(右)と中田璃士(撮影・松本航)

フィギュアスケート男子の中田璃士(りお、16=TOKIOインカラミ)が、ジュニアグランプリ(GP)ファイナル(12月、フランス・グルノーブル)での2連覇を誓った。


13日、優勝したジュニアGPシリーズ最終戦の中国大会(無錫)から羽田空港に帰国。2季連続で出場権を得たファイナルへ「構成的にショート(プログラム=SP)で出遅れることになると思うけれど、フリーで160点ぐらいを出して、巻き返せたらいいと思います。(連覇は)もちろんです」と意気込んだ。SP4位から逆転で頂点に立った1年前の再現を目指す。


中国大会はSP81・55点で首位発進。フリーでは序盤の4回転トーループを2・71点の加点で成功させ、トリプルアクセル(3回転半)も決めた。後半は3回転ルッツが単発になり、3回転フリップも出来栄え点(GOE)で減点されながら151・98点を記録し「伸びしろもあって、いい演技をしたら170点ぐらいは出るのかなと思った」と前向きに捉えた。演技後に氷へ倒れ込んだシーンについては「試合前からイメージしていました。去年マリニン選手がやっていたので『それをやろうかな』と。ちょうど最後のポーズで膝をつくので、やろうかなと思いました」と笑わせた。


一息つく間もなく、東日本選手権(24〜27日、青森・八戸)、全日本ジュニア選手権(11月15〜17日、広島)に照準を定めていく。4回転ジャンプ2本の構成も視野に入れ「しっかり勝ちたいです」と力を込めた。【松本航】

    ニュース設定